日本はこのまま滅びるのか
先日法務局に行ってきた。
会社の本店移転の登記をするからだ。
役所や法務局などの行政施設に行くと
つい脳裏をよぎることがある。
それは
という衝撃と、
という強い危機感を
セットで感じさせてくれる。
一つの理由はやはり老朽化した建物。
昭和にタイムスリップしたかのような
どこか懐かしい心地にさせてくれる。
そして働いている人たちの仕事風景もある。
使っているPCなども古そうで、
至る所に付箋やテプラが貼られた
デスク周りやシェルフには書類が山積みだ。
書類雪崩が年に数回は起きているのではと
思ってしまうほど昭和な風景。
建物はリノベーションすれば新しく変わる。
むしろ厄介なのは、後者だろう。
国の中枢を担う行政機関が
紙文化や昭和のオペレーションから
全く脱却できていない。
本店移転の登記申請をしたのだが
その手続きのプロセスもアナログで
なんとかならないものかと思う。
<実際行った登記申請のプロセス>
お分かり頂けただろうか。
昭和から変わらないプロセス。笑
もっとシンプル&効率的&時短な手法はある。
ただ、一向に改善する気配がない。
誰かDXという言葉を
教えてあげて欲しいレベルだ。
AIがコードを書いてくれる時代なのだから
せめてオンラインで完結するプロセスに
なんとか変えてもらえないだろうか。
<理想の申請のプロセス>
このプロセスに変更した方が
良いのは全員分かっていることだろう。
ても、出来ない。
きっと多くの人の雇用や仕事がなくなるから。
それでも日本は紙とハンコの文化から
いよいよ卒業しないといけない。
人口が減るのだから。
一人ひとりの生産性は
上げていかなければいけない。
古い慣習やしきたり、既得権益や権力などの
過去のしがらみから脱却しないと。
昭和の人たちが
未来に目を輝かせていたように
令和の子供達にも
明るい未来を創るのが我々の責任だと思う。
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