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優先順位の前にまずは捨てること(diary142)

こんばんは!丹路です。今日は日曜日の投稿です。

僕は賭け事が好きで競艇のチャンネルをよくYouTubeで観ています。
本日は年末に行われる賞金王決定戦の優勝戦でした。
1日12レースあり、最後の12レースが優勝戦です。
1レースから観戦し、ちょびちょびっと資金を増やしながら、最終12レースまできました。
勝っていた資金も全て投入し、1年の中で一番気合が入る1日なのです。
結果は、勝っていた資金ものまれ結局負けました。笑
賞金王があると、ああ年末だなと感じます。笑

さて、本日の内容は‘‘優先順位の前にまずは捨てること‘‘です。

個人的に今の日本人に欠けている概念は、「切り捨てる」ということです。
より多数の幸福のために、何かを切り捨てるということ、諦めるということができないんです。

切り捨てられない人は、それはつまり優先順位を付けられないということでもあるんです。
採用でいうと1つの枠に3名選考者がいたとき、より良い人を採用したい気持ちがあり、決断できずにいるなどよくあることです。
内定を出しても承諾する気がない候補者であればまだわかるものの、内定を出したら100%承諾するであろう人がいるにもかかわらず、
他候補者と比較をしたいから、数日待ってもらうなどなど。
そういうタイミングで他の会社から内定をもらい、内定辞退されるケースもよく見受けられます。

少し視点はずれますが、コロナも同様だと感じます。

例年流行するインフルエンザだって、同程度の死亡者は出ていたんですから。
「たかがコロナ感染者」と考えて、コロナに罹らない人、掛かっても命に危険が無い人の幸福を追求する方向の政策に舵を切るべきだったんです。
(これは先週のnoteの偏りにもよるかもですが、、、)

2020年にも近いしいnoteを書いてます。



これは所謂、「2つの選択」と同じで、
このまま進むと10人が死んでしまう、でもここでポイントを切り替えたら2人が死ぬ、という状況で自分の手でポイントを切り替えられないんですよ。

いわば『切り捨てるということは、優先順位を付けるということ』でもあります。
全ての人を救えないのなら、誰をどの順番で救うのか?これを考えるということは、
誰を切り捨てるのかを決めるということでもあるんです。

ビジネスでも人生でも、リソースというのは常に限りがあるわけで、だからどこから、誰からリソースを投下するのかということを考える必要があるんです。みんなを救おう、助けようと考えるのは、美しい考えではあるんですが、その結果は全員が中途半端に救われて、誰も幸せになれないという未来を作るんです。なぜならば、リソースには限りがあって、全員を満足させることはいつでも不可能だからです。

捨てるということは、痛みを背負う、覚悟することです。その決断ができない人が今の日本には多と感じます。
痛みに耐えられないんですよね。その結果、全員が鈍痛を耐え続けなきゃならなくなっているというのが今の日本の置かれた状況です。

少数の人を可哀想だからと言って切り捨てないで、状況を放置していると、最後には多数の人に甚大なる悪影響が起こるということです。

切り捨てることは、やりたくないですし、嫌われるでしょうし、辛い選択であることは間違いないんですが、
だからしかるべき立場の人は、辛いのを覚悟して、嫌われることを覚悟して、非難されることを覚悟して、
それでも多数の人が不幸にならない道を断固として選ばなきゃならないんです。

これは慣れでもあり、全ては決断の連続です。
小さなものでも「これは捨てるべきだ」と自分の意思で捨てることで、捨てる感覚がわかってきますから。
ビジネスにおいても人生においても、捨てる決断がとても大切なんです。

また来週!

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