選択的夫婦別姓

先日選択的夫婦別姓を最高裁が認めない判断を下しましたね。違憲ではないという理由でしたっけ?

違憲ではないですね、私もそう思います。
例えばこれが「女性側しか姓を変えることができない」だと男女平等に反していますが、今は男女どちらでもいいけれど、入籍の際は名をどちらかが変えてねーという状態なので、裁判所が男女不平等の点で違憲ではないという判断なのは至極真っ当だと思います。
「アホかお前そういう話ちゃうねんバーカ」
って声も聞こえてきそうです。一旦無視します。

私がこのニュースを見て感じた問題点は2つあります。

1つはやはりこの国の柔軟性の無さです。
違憲ではないという意見には賛成ですが、やはり未来を生きる人間としてここの選択肢が無い状態には不自由を感じます。私はどっちでもいい派なのですが中にはその名に愛着があり、離れたくない人もいらっしゃるでしょう。どこかの専門家も仰っていましたが、最高裁がこの判断を下したからと議論を止めていい訳ではないと思います。

2つ目は手段の無さです。
この問題って確か以前も議題に上がり、最高裁が違憲ではないと判断し、終わってしまいました。
少し調べてみると、1974年には「結婚改姓に反対する会」が立ち上がっています。根強い問題ですね…そんな昔から何度も何度も変えるチャンスがあったのに、変わらない。当たり前ですが、法に関することなので裁判所でしか立ち上がることができないんですね。その裁判所の立場が昔から一貫しているので、これがコロッと変わることは相当難しいように思います。誰かの勇気は毎度毎度裁判所で散っているんですね。
こんなLV100000000の裁判所にこれからもずーっと戦いを臨むのはえぐいてぇ( ´△`)と、ニュースみて一番に思いました。クッパより強い。
ラスボスを倒すために訴える側は調べ尽くし、パーティを集め、力をつけ、努力は何も怠っていないのに…これは、最終的には裁判所が決戦の場であるのは前提として、何か違うアプローチを考える、またはそのアプローチを受け入れる社会が最優先だと思います。
じゃあその方法は!?と聞かれると私はノープランなのですが…考えることに大きな価値はありそうです。

個人的には、これを与党が議題に上げてくれることを待ち望んでいます。国民の声に耳を向けるとスピーカーブーブーで喚いて廻るなら、これを無かったことにする国会議員はみーんな嫌いです(笑)

この問題で残念ながら仲違いした二人もいたことでしょう。まぁまぁ深刻な問題だと思います。
ちなみに、これについては私まだ話したいので、第二回に続きます!(笑)第二回は「私が考える夫婦別姓問題の解決方法」です!読んでね☆ミ


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