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仕事ができるとはどういうことか?

知り合いの子供が今年就職したという話を聞いた。そこで考えてみた。

就職するとき、人は何を考えるのか?

おそらく、「仕事ができるようになりたい」と考えるのではないだろうか。
そこで今回は、「仕事ができるようになるとはどういうことか?」ということを考えてみた。

まず、結論からいうと「問題解決ができるようになる」ということである。「仕事」とは「問題解決すること」である。だから「仕事ができるようになる」とは、「問題解決ができるようになる」ということに他ならない。

では、問題解決できるようになるにはどうすればいいか?

それには、次の5つが必要だ。

1.全体像を把握、理解する。

よく「仕事のヒントは半径5メートル以内に転がっている」などというが、これはあくまでも全体像を把握した人の場合である。全体像を把握していない人がこれをしても意味がない。だから、まずは全体像を把握することだ。

全体像を把握するには、一にも二にも「リサーチ」である。リサーチ対称は、新入社員だったら上司、顧客、会社の成り立ち、業界の全体像、業界の成り立ち、などである。

2.問題は何か、をえぐり出す

たいていの会社に「営業」がいる。営業は製品やサービスを売るために存在する。営業が存在するのは、製品やサービスが黙っていては売れないからである。だから、まずは「黙っていても売れない」ことが問題である。そのため、「黙っていても売れるようにする」というのは問題解決の一つだ。

しかしこれは至難の技なので、次に「営業マンはなぜ努力しても売上げを伸ばせないか」と考えてみる。するといろいろな問題点が見えてくる。そういうふうに、問題をえぐり出す、それも本質的、構造的にえぐり出す。それができれば、後は解決に集中できる。多くの仕事ができない人は、そもそもこの「問題をえぐり出す」ということができていない。

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