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マイストレージのすすめ

コロナによって政府から世間にお金がばらまかれ、世の中は一時的に「コロナバブル」の様相を呈している。が、これはあくまでカンフル注射であって。長くは続かない。そのため、注射の効果が切れた後の深刻な副作用——つまり景気の落ち込みが今から予測される。

それは意外に早く、ぼくは2021年度の後半——つまり今から8ヶ月後くらいではないかと考えている。今年の後半に静かに大量の会社が潰れ始め、大量の失業者が生まれ始めるのではないだろうか。

そうしたときに本当に必要なのは、景気後退の流れに逆らうのではなく、むしろそれに乗って「計画的廃棄」を行うことだ。不景気を口実に旧弊な社会システムの大胆な転換を計ることだ。社会システムのうち、古くなって要らなくなったもの、改良を必要としているものなどを大胆に取り除き、新しい社会システムを構築していくのである。

しかしながら、コロナで心が弱り、保守的になっている今の日本国民にはその決断がなかなかつけられないだろう。おかげで実際には要らないもの、改良を必要としているものをかえって頑なに守ろうとし、沈没の速度がますます増してしまうのではないだろうか。

そうしたクライシスが2021年後半に訪れるということを考えると、我々は今すぐにでもそれに備えて対策を立てておく必要があると考える。では、それはどのような対策か?

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