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外国人材の介護福祉士試験合格「必要な支援」は「日本語の学習」「シフトや時短の配慮」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年5月30日(木)第1233号*****

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外国人材の介護福祉士試験合格「必要な支援」は「日本語の学習」「シフトや時短の配慮」
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 現在、外国人材を介護職として受け入れる際に4つのルートが設定されているが、いずれのルートを経由しても外国人材が、在留期間の「上限なし」で「家族の帯同を可能」とするためには、介護福祉士の国家試験に合格して在留資格「介護」を取得する必要がある。

 この国家試験に合格するために「必要な支援」を、外国人材に複数回答で尋ねたところ、最多は「介護福祉士国家試験の学習」78.3%で、「日本語の学習」60.9%、「勉強時間の確保(シフトの配慮、短時間勤務)」43.5%と続いた=グラフ・全国老施協HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 国家試験対策の勉強以外にも、外国人材が「合格」するためには、勤務する介護事業所等の「支援」と「配慮」が必要な実態が浮かび上がった。この調査に回答した外国人材の試験合格率は、53.8%だった。全国老施協が本日(5月30日)調査結果を公表した。

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