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東京都専門家「第7波」の病床見通し「重症化率・致死率等は、多少下がりそうだが……」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年7月8日(金)第780号*****

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東京都専門家「第7波」の病床見通し「重症化率・致死率等は、多少下がりそうだが……」
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 東京都内の新型コロナ感染者が「急増」している状況を受け、都は7月7日に新型コロナ感染症モニタリング会議(都専門家会議)を開催した。ここで「第7波」が起きた際の、都内の病床の見通しについて、東京大学・仲田泰祐氏らのグループが分析結果を発表した=画像・東京都HPより。緑色と黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 仲田氏らは「重症化率・致死率・入院率は、第6波に比べて多少下がりそうだが、大幅に下がる可能性は低い」と指摘した。その一方「陽性者における高齢者割合が高い・ワクチン効果減退スピードが速い・変異株BA5の重症化率が高い等の要因が生じると、悲観シナリオに近づく」と述べた。

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