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高齢者の「マイナ保険証」・加藤大臣「今、施設関係者等と話し合い情報を集めて…」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年6月14日(水)第1004号*****

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高齢者の「マイナ保険証」・加藤大臣「今、施設関係者等と話し合い情報を集めて…」
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 マイナンバーカードと保険証を一体化する「マイナ保険証」の利用で、直近で様々なトラブルが報じられているが、一方で介護施設等では「入所者のマイナ保険証を、施設側で管理するのは困難だ」との指摘がある。

 これらの点に対し、加藤勝信厚生労働大臣は昨日(6月13日)の会見=写真は4月28日の会見の様子。厚労省HPより=で、記者から「マイナ保険証の安全性が確認できるまで、一旦運用を停止するような余地はあるのか?」と問われた。

 これに対し加藤大臣は、現在トライブルが報告されている事案等について確認作業を進めていることを述べ「まず今の状況の中で、しっかりメリットを享受していただくことが大切だと思う」と指摘し、現時点では予定通り普及を進めていく考えを示した。

 その上で、介護施設入所者の「マイナ保険証」の管理等については「今、関係者の方とお話をしながら(情報を)集めさせていただいている。それが整理でき次第、そうした皆様に周知を図っていきたいと思っている」と、対策を検討中であることを明らかにした。

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