nippi

イギリス在住歴18年目のアラフィフ、反抗期真っ只中の娘と息子の母です。 日々の出来事や…

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イギリス在住歴18年目のアラフィフ、反抗期真っ只中の娘と息子の母です。 日々の出来事や感じたことを書いています。 刺し子、農作業、ポルトガル、発酵食品作り、オーバーザサンに関する記事が多そうな予感がします。

最近の記事

なにものでもないわたしの挑戦

今私がやっている仕事は、見知らぬ仕事斡旋業者からの連絡がきっかけで始まった。最初は詐欺なのではないかと半信半疑だったが、数か月ごとに連絡がきて、最初の連絡から8か月後に実際に就業が開始した。私を含めて6人の日本人が同じ仕事に就いた。簡単に言うと在宅コールセンター勤務である。 これまでは自作の洋服や雑貨を売ったり、オンラインの語学講師をしてきたので、しばらくぶりの正社員業務に緊張していた。でも始まってみると私のような未経験の人ばかりで安心した。そしてみんな同じように詐欺か何か

    • 理想の生き方ってなんですか?

      イギリスに住み始めてこれまで多くの駐在妻と呼ばれるママ友と出会った。日本に帰ってしまった彼女たちとは自然と連絡が途切れてしまったが、ただ一人、同じ年の子を持つ友人Aとは10年以上連絡を取り続けている。その彼女が先日ロンドン出張のために5日間イギリスを訪れていた。 いつも忙しく働いている彼女は今回も超ハードスケジュールで、私がなんとか数時間かけてロンドンに会いに行けないかといろいろ策は練ってはみたものの、時間が取れるか分からないから来てもらっても無駄足になると断られた。実際、

      • 80の母、10年ぶりのイギリス

        今年の夏、80になる母が一人で飛行機に乗って会いに来てくれた。最後に来てくれたのは2013年なので10年ぶりの渡英だった。そのとき父はまだ元気だったけど、長距離飛行機で腰が痛くなるのが嫌だと母一人で来たのだった。 あれから数年後、父は耳が遠くなり、言葉が出なくなってきて母との会話も難しくなっていった。補聴器を付けたがらない父のせいで母が耳元で大きな声で話さないといけなく、LINE電話で話す度に疲れると母が嘆いていた。その数年後に父に認知症の診断が降りた。父の介護で忙しくなっ

        • 結婚はそれほど悪いものでもないよ

          娘が7、8歳のころ、前を歩いていた娘と友達に向かってその友達のママが、結婚なんてするもんじゃないよ、ろくなことがない、と話していてのが聞こえてきた。娘たちはそれに気を留めるわけでもなく、その後普通におしゃべりをしながら歩いていたが、私はその時の一言がずっと引っかかっていた。 娘の友達のママが結婚に否定的なのは理解出来ないわけではない。というのも彼女の両親はどちらもアル中で、彼女は親戚を転々としていたので親の愛情をほとんど受けていなかった。そんな彼女は16歳のころに付き合って

        なにものでもないわたしの挑戦

          あらためて自己紹介

          初めまして、nippi です。 イギリスの小さな町に住んでいる2児の母です。アラフィフ&更年期の真っ只中を駆け抜けてます。普段は在宅のカスタマーサポートの社員、洋服お直し屋、英語/日本語講師、など様々な仕事をしてます。 服飾系の4年制大学を卒業した後、アパレル会社に勤務しましたが営業に配属され、無意味な残業に嫌気がさし1年で退職。アルバイトをいくつかした後に専門学校への留学をきっかけに渡英しました。1年のコースが終了し1度は帰国しましたが、イギリスで働くことが諦められず再

          あらためて自己紹介

          5年待ちの畑がついに

          イギリスではアロットメント(Allotment)という言わば市民農園が各町にあり、どこも大人気で借りるには大抵何年も待つ。 私も登録したことすらすっかり忘れていたのだけど、空きが出来たからおいで!と連絡があり、早速契約を済ませ、晴れて市民農園の一員となった。アロットメントを案内してくれたガイさんはアロットメント歴34年のベテランだという。僕のうちはすぐそこだから、はしごを降りてすぐ来れるんだ、と農作業をするには不釣り合いなピシッとしたネクタイにシャツ姿で話してくれた。農作業

          5年待ちの畑がついに

          書くことを始めてみようか、という軽い気持ちで書いてみる

          自分が思っていることや感じたことを言語化したり、思考を整理したりするのに書くことを始めたいと思うこと数年。。。なかなか重い腰が上がらなかったのだけど、今やっとその時がきたのか、勢いで早速noteに登録してみた。毎日投稿する、と最初から意気込むと後で苦しみそうなので、書きたいことがあったときにふとカフェに寄るような気持ちでnoteに書ければいいかな、と。アラフィフともなると無理はしない。やる気がないわけじゃなくて、頑張りすぎても空回りして長続きしないということを経験してるから。

          書くことを始めてみようか、という軽い気持ちで書いてみる