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楽天ブックスネットワーク株式会社との協業範囲の拡大についての検討開始に関するお知らせ

日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、このたび楽天ブックスネットワーク株式会社(代表取締役社長:川村 興市、以下、RBN)との協業範囲の拡大について検討を開始することで合意いたしましたのでお知らせいたします。

 日販とRBNはこれまで、2003年12月より返品物流業務について、2016年3月より新刊送品物流業務について協業を行うとともに、書店数の減少や物流経費の高騰など、昨今の市場環境の大きな変化に対応し、業界全体の流通効率化を図るための検討を重ねてきました。

そしてこのたび、将来にわたり持続可能な出版流通を実現することを目的に、以下の内容で協業範囲の拡大を検討していくことを合意いたしました。

■協業範囲拡大の検討内容
1. RBN一部帳合書店分の雑誌送品・書籍送品業務で協業する。
 ・物流業務を日販の流通センターで受託する。
 ・物流受託する商品の仕入業務を日販が受託する。
2. 店頭客注を支援するサービスを共同で推進する。

実行スケジュール等、詳細につきましては、決定次第発表させていただきます。

日販は、業界の喫緊の課題である輸配送問題に端を発する出版流通崩壊の危機に対して、業界三者で同じ方向を向いて持続可能な流通モデルをともに構築していくという取り組みとして「出版流通改革」を掲げています。今般のRBNとの協業範囲の拡大は、そのなかでの、「取次会社としてのコスト削減」を目的とした取り組みです。

今後も、出版流通改革の取り組みを通じ、「業界三者のビジネスが成立し、かつ、紙の出版物を全国へ流通し続けられる状態」の実現を目指してまいります。
                  2月15日付日販プレスリリースより

*楽天ブックスネットワークのプレスリリースはこちらから。

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