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写真の備忘録 2022/11/14


近況報告

こんばんは。思い付きでまた備忘録を書いておこうと思います。
ここ最近、写真に対してどうも前向きになれなくなりました。
自分の写真を他人と比べて見劣りしていると考えこんだり、
良い撮影条件を活かせず、無駄足していたのではないかと思い込んだり。
とにかく、本当に自分の写真が好きではない状態です。
好きにならなくてもいいと思うのですが、出力された画に対して、
何も感じずに唯々ため息ばかりの日々が続いています。
ひとまず、自分の作品を見ても解決しないので、写真本でも見ていました。

気づいたこと

読んでいたのは、鉄道写真家の"米谷こうじ"さんの「旅する鉄道写真」。
他人の旅のスナップ写真を見るのが好きなので、何かヒントが無いか、参考にしたいと思ってKindleでとりあえず手にしました。
※宣伝でも広告でも何でもないけど、一応URL出しておきますねw

内容は、作品と著者がどんな想いでシャッターを切ったかなど、鉄道旅行で撮る写真の魅力が伝わってきて個人的には良いものでした。

読み終えてシャワー浴びていた時に考えたのは、
自分が写したいものを意識できていないこと、楽しめていないこと。
その2つが大きいのではないかと思ってます。

撮影前に、今回は何を撮りに行くか、何のどういうものが撮りたいかっていうのは大まかに決めて、撮影地も下調べはしているのですが、そこからはそれを実行して終わりだなって思いました。
実際に足を運んで、その場に立った時に何が良いからこれを画面に入れる、とかそういったことは無意識に出来ていても、それは自分が感じたことではなくて、"人から見られたら良い感じに見えそうだな"っていう意識がどこかにあるんだと思います。
自分は他人からの評価を割と気にしたり、自分に自信が無いのでおそらくそういった意識が少なからずあるとは自覚しています。なので、自分が思ったことは他人が認めてくれないとその先へ進めないです。

一番思い返してハッとしたのは、移動中やふとした瞬間に撮った写真がつまらないと感じたことでした。
あ、いい感じだな、ってシャッターを切っても漠然としているので出力された画を見ても首を傾げることが最近めちゃくちゃ多いなと感じていました。
それって、自分が何に対して良いなって具体的に思えていないんだなって気づきました。漠然と良い感じ、それは多分"他人から見ても"ということなんだろうなと思います。

これからやりたいこと

本の中でも多分書いてあったことですが、
"自分"が感動したり、好きだと思うような、良いなと思う瞬間、景色、車両、そのパーツ、周りの人間、事象などあらゆることをシャッターを押すきっかけとして明確に認識することが大事なのかなと考えました。
他人から見ても、じゃなくて、自分がどう感じたか。それが楽しみにも繋がっていくのかなと。あと、自分が被写体とどう向き合うか、被写体にどんな想いがあるのか、ということを整理する時間が必要かもしれないです。

もちろん、写真の知識、セオリーをもっと勉強すべきだし、出来が完璧に近ければ近いほどそれはそれで単純に嬉しいので、そこはまた努力すべき点ではあります。
自分の写真は、自分の目と脳ミソがあってこそのものなので、自分の感性も大事だと思います。2つともしっかり磨いていこうと思います。そのためにも他人の写真を見て刺激をいっぱい受けて、自分にとってその作品のどんなところが好きなのか、どう感じたかということを沢山吐き出せるようにします。自分にとって好きなところが言える人間になっていこう。

おわりに

2022.10.9 山形新幹線
見出しの写真。自分がちょっと好きだなって思えた風景。

ここまで見てくれた人がいたら、ありがとうございます。
個人的な考えだし、備忘録なのでとにかく雑ですが。

ちょっと前から、自分の撮った写真を本にしたいなと思ってます。だけど、テーマが全然決まらないです。
なんでかなって思ったけど、それは自分が、どんな想いで被写体に向き合っているか、というのが全く無いからだと思いました。
結局、珍しい車両や引退近い車両、それと季節感だけで写真を撮っているからなんだろうな。
それ目当てに撮影に出かけるのはいいけど、今度からその出先で、自分が好きと感じたモノにカメラを向けてシャッターを切れるようにしようと思いました。
それを繰り返して、どんな想いで写真を撮っているのか、自分が被写体とどう向き合っているのかなどを整理していきたいです。
そうすることで、写真本を作るときに、自分が写真に対する思いを綴ることができるのではないか、と考えました。

自己表現ってそういうことなんでしょうか。まだまだ疑問ばかりで自信はないけど、楽しく行こう。

おわり。

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