１０年勤めた仕事を休職してます
正社員として採用されてから、最悪な人間関係、最悪なトップ、最悪な労働条件にも関わらず、なぜか１０年も仕事を続けてしまった。
我ながらよく頑張ったもんだと思う。
入ったばかりの頃は、自分の居場所が出来たようで単純に嬉しかったのを覚えてる。最初からスタッフ間の人間関係は悪かったし、仕事もきつかったけど、それでも私は正社員としてこの場所にいていいんだっていうことに、新鮮な感動があったんだ。
ブラックな企業のご多分にもれず、私の勤め先でも人の入れ替わりがとにかく激しくて、入社後１年経つ頃には一番の古株になってた。
クリニックに勤めていたので、その頃の患者さんたちの挨拶がいつも「あなたは辞めないでね」だったのが懐かしいな。
新しいことを学ぶのが好きなので、勉強する気になれば山ほどやることがある、この仕事に自らやりがいを見出すようにもなった。
そうこうしているうちに、学会に出席して学びを深めたり、それを臨床に応用したり、個別の患者さんに合わせた治療の仕方を考えたり、トラブルを解決したり、機械を直したり、機械を直したり、機械を直したり、おっとつい愚痴が… 笑
ただのスタッフにしては、すごく色々やってきた。
でも休職してみると、そういう日々があっという間に小さく凝縮されて、まだ１ヶ月も経たないのに、何もなかったみたいに思えるんだ。
今年いっぱいで休職を終えて、退職する予定だけど、何も後悔してないし、何の気持ちも湧いてこない。
多分、自分の中でやりきったんだと思う。
そういう訳で私は今、新しい自分になるためのサナギなのです(^-^)
これからはサナギとして生きていきます。