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女性の活躍を推進するには家事に求められるレベルを下げるべきである

皆さん、こんにちは。
今回は、日経COMEMOの投稿募集企画の「女性に活躍してほしい理由」について男性視点で投稿します。局所的な視点にフォーカスしたいと思います。

〇女性の働き方は以前と比べてどう変わってきていると思いますか。変わっているとすればどんな点ですか

・どの時点と比べるかが問題となりますが、私が社会人になった少なくともこの10年間強というスパンで考えてみると女性の働き方自体に大きな変化は感じていません。
・同様に男性の働き方全般もそんなに変わった実感はないです。その背景としては長時間労働を前提とした労働市場の現状が大きくは変わっていないからだと思います。
・敢えていうとすれば、以前よりもワークライフバランスが叫ばれるようになったことや、男性の育児休暇が企業によっては取得しやすくなってきたのではないかと思います。(変化の実感としてはたかだが2~5%程度)

〇女性の潜在力を活かすには、どのような仕組みが必要、どんな点に注意が必要、だと思いますか

・これは女性でなく男性にも当てはまりますが、家の事を片付けることに対して求められる水準が、かつて女性が専業主婦が一般的だった時代の水準(つまり我々が育った時代を基準としている)となっていることに問題があると思います。
・例えば、食事に関して 和食の基本といわれる「一汁三菜」を用意しなければならないという従来の常識(先入観)がありますが、これを 「一汁一菜」に変えることで夫婦の家事負担が軽減されてよりワークライフバランスがとりやすくなると思います。
・つまり、これまで常識だと思っていたことは本当に今の時代に合っているのか、と見つめ直すことが必要だと思います。そうして家事負担や期待値がシフトすることで女性の潜在力を活かしやすい環境に変わっていくのではないでしょうか。

〇あなたが女性に活躍してほしいと思う理由はなんですか

・このコロナ禍による金融拡大やロックダウンで貧富の格差が拡大しています。特に日本では女性がより多くパートタイム労働に従事していることもあり、収入源を絶たれるような事態にも陥っています。
・男性、女性のどちらかに仕事や家事の責任を偏らせるのではなく、双方が独立した個人として例え一人でも生計を立てられる自立した状態にすることで、より安定した社会になります(今は仕事も家事も片翼飛行をしている状態)。それには現在日本において存在しているジェンダーギャップを埋めていくことが必要だと思います。

#日経COMEMO #女性に活躍してほしい理由

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