新宿は降雨

なんでこんな曲やねん。

雨に咲く 傘の花
人はまた 何処(いずこ)へ
銀色に 霞みゆく
泣けない街 東京

きっと あなたなら幸せの
意味を 知ってるのでしょう
また繰り返す 過ちに
耐えきれずに 目を背けながら

しゃにむに生きてきました
あなたを愛していました
想いを雨が流して

心が溶けてゆきます
路肩に消えてゆきます
泣けない私 東京

おととい、昨日と東京に滞在した。
ライブがあって、今度マレーシアに赴任する友人と食事して、語って、ワークショップがあって、別の友人宅でまた語って。

ものすごく楽しかったし、充実感があった。
なのに、帰ってきて歌日記に描きたかったのは、そのどれでもなく帰りの高速バスに乗る直前、新宿駅南口で見た光景だった。

しあわせな思い出と対照的に、梅雨の雨にぶち当たって、ずぶ濡れになったりした。初日以外、お天気は不機嫌顔だった。

そのこともやっぱりちゃんと気になっていて、こうして歌にしてバランスをとったのかもしれない。つくづく思いどおりにはならないものだ。

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