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健全な負荷。

最近、よく話していることなのだけれど、僕の住む南畑では、お年寄りの姿勢がいい。

今日もお二人、作業着を着て草刈りに行くとのことだったので「行ってらっしゃい」と声をかけたのだけれど、年齢を聞いたらなんと70代後半。でも、背筋はピンとして、戦士のように格好よかった。人生100年時代になって、お年寄りの定義は変わってきているにしても、ちょっとビックリだ。

で、そんな先輩たちの姿を見ながら、これもよく話していることなのだけれど、もしかしたら人には適度な負荷が必要なのかもしれないと思った。

お二人は農作業というかたちで自分の身体に負荷を与えている。
他にも南畑では、定年後の70代、80代の方々が現役で仕事をしている。
そういう人たちはみんな「疲れた」と言いながら、いきいきしているように見える。

そういえば、テレビで見かける政治家の人たちもかなりの高齢だけれど、嫌になるくらい元気だ。ストレスの多い仕事だろうに、むしろ、そのストレスがあの人たちに活力を与えているのかもしれない。

人はらくを好むものだと思っていたし、僕自身もらくちんになることを常日頃夢見ているけれど、人はひまになりたいわけではないのだと思う。

ひまを持て余すくらいなら、なにかしていたい。それは仕事だって構わない。そういうニーズって、人の中にはある。

いきいきしているように見える人たちは、きっと、かかっている負荷が適切なのだと思う。ぜんぜん負荷がないのも、負荷がかかりすぎているのもダメで、ちょうどいい負荷がいいというのは、筋トレに限らず、どんなことにでも言えることなんだなあ。

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