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眼鏡を忘れる。

(今日は本当にどうでもいい話ですが、人生ではじめて起きた出来事です。)

朝、5時51分。起床。

ビビった。

スーパーでの品出しバイトの出勤時刻は6時。
普段は、5時45分に家を出ているのにすでに 51分。

あせる。が、焦っているひまもない。
あわてて着替えと洗面を済ませ、脱兎のごとく家を出る。
この時間だと自転車をフルで漕いで間に合うかどうか。

外は快晴。朝日がまぶしい。

と、そこで気づく。

視界がぼやけている。

僕は眼鏡をしていなかったのだ。

あわてて家に戻り、奪うように眼鏡を取り、装着。
騒ぎで起きてしまった奥さんが笑っていた。

「メガネ、メガネ」と横山やすしがやっていたが、自分の身に同じことが起こるとは思わなかった。このぶんだと、お魚くわえたドラ猫を追いかけるために裸足で駆け出す羽目になりかねない。

急いては事をしそんじるというのも、改めて体験した。
ものすごいスピードでスーパーまで行こうとする最中、眼鏡をかけ忘れた他に、点けなくてもいい部屋の電気をつけた。家の鍵もかけ忘れた。その影響か、今日は一日ずっとちぐはぐで、お風呂を沸かしたか忘れたり、おなかを下したり、仕事の予定が急にキャンセルになったりした(まあ、これは関係ないか)。

でも、あんな状態で落ち着くなんてできないよな。
ふだん慌てることが少ないので、自分のあわてぶりが珍しく感じられる。

ああいう時、人ってどのスイッチを使ってるんでしょうね。いつもと違う急スピードで動くためのモード。火事場のバカ力みたいなやつかしら。

ちなみにスーパーには 5時58分に到着し、なんとか遅刻せずに済んだのであった。5時51分。リアルガチの「デッドライン」であった。

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