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歌の日記帳

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「歌日記」として、つくった歌のかけらと文章をまとめています。 よかったら、ご覧ください。
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#オリジナル

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『約束の地で逢いませう』
作詞・曲 澤 祐典

はるか かなた 逆巻く波の
ムコウで 呼んでる 声がする

ふかく ふかく 水面のそこへ
しずんで うかぶ 青き裸身(からだ)

ざわめくな 鳥の群れ
命の火が燃える

約束の地で 逢いませう
夏によく似合う あの人へ
風に飛ばされた 麦わらが
そこであなたを 待っている

約束の地で 逢いませう
夏色映える あの島へ
いまは戻れない ヒトたちも

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『しごとのうた』
作詞・曲 澤 祐典

あぁ やんなっちゃうなぁ
そんなふうに 思ってた
ぼくの街に今日
雨がにわかに降るらしい

日々 たえまなく
迫りくる 選択肢に
押しつぶされそうになりながら
なんとかやっているのです

たとえばそれは
宇宙ロケットが
月にたどり着く 三日前

うちの近所の
草むらのなかで
リンゴを運ぶ アリのよう

あぁ どんなふうにして
この思いを 空に返せばいい?

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桜吹雪

澤 祐典

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ああ この僕に
できることってなんだろう
喜んでくれたなら 
なんだってよかったのに

愛情 なんて言葉じゃ
きれいすぎて似合わない
いつだって 
意味もなく焦っていたよ

揺れるふれる
想いの花びら 散らないように
僕はまた 生き急ぐのか

桜吹雪の 舞い散るこんな午後は
風の強さに 泣きそうな気分になる
空の青さも 目に映らぬほどに
短い命の夢を 燃やしながら生きている

ああ いまどこで

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桜吹雪の舞い散るこんな午後は。

桜吹雪の舞い散るこんな午後は。

『桜吹雪』は、二年前の春に一番だけつくった歌だ。

『桜吹雪』
作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

ああ このボクにできることってなんだろう
よろこんでくれたなら なんだってよかったのに
愛情なんて言葉じゃ キレイすぎて似合わない
いつだって 意味もなく焦っていたよ

揺れる ふれる 想いの花びら 散らないように
ボクはまた 生き急ぐのか

桜吹雪の 舞い散るこんな午後は
風の強さに 泣きそうな気分

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光を待つ

澤 祐典

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『光を待つ』

まごうことなき 春の音づれに
明日を待つ俺に 光を差すために
dreaming... dreaming...

惚れた腫れたの 人間(ひと)の運命(さだめ)に
いつとも知れぬ 今生の別れに
dreaming... dreaming...

飛び立つ 鳥達よ
永久(とこしえ)に 愛の火を
絶やさぬよう

空に舞う
光を待つ

痛みを抱く 
光を待つ

見上げた空に
ほら一番星

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『春によせて』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

にぶい光の中で たたき起こされた
僕らの生 きょろきょろしてる
うすく目を開けて 見えた世界は
意外に青く 静かに感じられる

きっと世の中の 疑ぐり深さで
ゆがんで薫る 春の気配
それは空を覆う 雨雲のように
どんよりとして 心を憂鬱にする

目印のない 旅路の果てに
安息の地は 見つかるのかな
思い通りなんて ならないまま

春の風に 吹かれ

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jealousy

澤 祐典

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『jealousy』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

あ、ちょいと 本気のテイで let it be
それは edge of the, edge of the night

見張る 女の目は jealousy
そりゃもう evil, evil night

ああ予期せぬほど
泣けてきちゃう ほろほろり
意外とこう見えても
涙もろいのよ

生き急ぐ 愛の三叉路
奪い合うだけじゃ
またすぐに飽和し

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最果て

澤 祐典

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『最果て』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

あんなに そばにいた毎日も
あんなに 熱くなったこの胸も
みんな 夢みたいに 消えてしまうの?

いつも 大事にするって言ったのに
いつも きれいだねって言ってくれたのに
なにがいったい あなたの心に
陰をさしたのかしら

永遠は どこにもない
人は最果てで 生きるしかないな

こんなに 悲しい未来になるのなら
どうして あんなにやさしくしたの?

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『ブラックパンケーキ』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

赤く燃え立つ火の粉で ヤケドした恋はね
にぶい痛みを残して 思い出をさすらう
長いスカート揺れてた 夏の日の黒い髪
恋に焦がれたアタシは
フライパンのブラックパンケーキ

その涙も乾かすように 
もっとハートの奥までつらぬいて

夏がくれた潮風に 実らせた果実のよう
黒く焦げた愛のかけら 
我の名はブラックパンケーキ 
君恋しブラックパン

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『遠雷』 【 あなたのうた #29 】

1月31日にお渡しした『あなたのうた』です。
「急な稲光」のように、突然、曲調が変わりますので、心してお聴きください。

***

『遠雷』
作詞 澤 祐典 
作曲 澤 祐典

ゆらり ゆれる 白い花 
きっと 夢を みてるね
うまれ 変わる 時をまって 
おやすみ またあした

ふわり ふれる 白い羽根 
ふたりの 愛の 結晶は
昨日 よりも 素晴らしい 
明くる日を 想ってる

うまれ 変わる
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今日の青

澤 祐典

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ショボくれた 想いを
空の青に溶かして しまえたなら
消えかけた 願いを 思い出すよ

そう いつだって よみがえるよ

夢なんて かなわない
それでも生きていくしかない 現実と
右往左往する 未来
思わず 叫びそうになる

ちぎれそうな 絆を
たぐり寄せてはじめて
きみに会えたんだ
いまでも ずっと 想い続けてるよ
空の青に溶かして

そう 尽きることのない
愛がいま よみがえるよ

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『おにぎりのうた』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

おにぎり おにぎり
若干さえない ことがあっても

おにぎり おにぎり
すぐ笑えるよ

おにぎり おにぎり
ちょっぴりさみしい 夜がきても

おにぎり おにぎり
明日は晴れるよ

なにが起きても ごはんを食べれば
へっちゃら へっちゃら

おちこんだ時も ごはんを食べれば
へっちゃら へっちゃら

おにぎり おにぎり
すぐ笑えるよ

生活(くらし) 【あなたのうた #21】

生活(くらし) 【あなたのうた #21】

『生活(くらし)』
作詞 澤 祐典 作曲 澤 祐典

ぼくの思いを君に 毎日とどけて
いつも いつも 欠かさないからさ

うまく言えなかったね ひどくぶきようで
こんなふうにしか ならないぼくを
笑って 愛してくれる

神様がひとの世界を 
そんなふうに決めたなら
悔やまれることだって 
意味があると思う

たましいが呼びあった 
そう言いたくなるような 
今日の日の こんな夕焼け

もう なかな

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澤 祐典

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ぼくはオンラインで仕事をすることが多く、ウィンドウごしにいろんな人と出会います。

その窓を通して聞かせていただく悲喜こもごものお話は、どれも一つも似ていなくて、適切な言い方かわかりませんが、豊かだなあと感じます。

ぼくのように生きていない、無数の人生がすぐそばにある。
当たり前に思えますが、それって結構すごいことに思えるのです。

 * * *

『窓』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

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