いおあいお

子宮体癌の癌サバイバーです。 癌は寛解し、今はホルモン療養を継続しながら元気にバリバリ…

いおあいお

子宮体癌の癌サバイバーです。 癌は寛解し、今はホルモン療養を継続しながら元気にバリバリ働いています。 病気の体験記を気の向くままに綴っていこうと思います。 愛媛県の端っこで暮らしています。 すきなものは相撲・旅行・グルメ。

最近の記事

主治医の先生との出会い。ここから始まる長いお付き合い。~子宮体癌体験記~

手元のブザーが鳴った。 一緒に入ろうとする両親を、一旦止める。 「とりあえず、最初は1人で入るから。一緒に聞いてもらった方がよさそうな話になったらすぐ呼ぶから、そこで待ってて。」 身振りもつけてステイを指示し、少し緊張しながらいざ診察室へ。 そこには、優しそうな男性の医師がこっちを優しい顔で見ながら座っていた。 紹介状とともに持っていった前の病院での検査結果などを見て、先生からは「そうですね、子宮体癌の可能性が高いですが、念のため再度検査をさせてください。病理検査と、それか

    • 初めて足を踏み入れた国立四国がんセンター。まさか、こんなにも癌の人がいるとは。~子宮体癌体験記~

      地元総合病院の婦人科で、子宮体癌の告知を受けた私は、翌週、紹介状を握りしめて『国立四国がんセンター』に足を踏み入れた。 来なくていいというのに、両親が付いてきた。36歳やで?一人で行けるって。と思って何度か阻止したが、時間になると両親とも準備万端になっていたので、さすがに来るなとも言えず…。多分、小児科でも両親揃って行ったことなんてなかった気がするが、36歳にして両親を従えていざがんセンターに…  まさか、私がここに来ることになるとは。  しかも、お見舞いでもなく、自分の

      • 1年前から感じていた、そこはかとない不調。~子宮体癌体験記~

        写真は今日食べた焼肉&冷麺ランチで、記事には何の関係もないことを最初に詫びておきます。 美味しそうに撮れたのでつい……。 癌の告知をされたとき、恐怖や不安を感じたことはもちろんだけど、実はほんの少しだけホッとした。 なぜなら1年くらい前から、何とも言えぬ不調をずっと感じていたから。 体調がスッキリしないというか、頭と心に体が付いてこないというか。とにかく、なんだかいつもと違う感覚をぼんやりと抱き続けていた。 疲れが抜けなくていつも体がだるかったり、休みの日も気力がなくて寝

        • 癌を告知された日に、すき焼きを食べる。~子宮体癌体験記~

          2014年3月7日金曜日。 記念日とか一切覚えられない私でもこの日は覚えている。 (いや、本当はカレンダーを遡ったのだが。。。) 猛烈に寒い日だった。雨も降っていた。多分だけど。 この日、私は癌の告知を受けた。 病名は子宮体癌。 癌の告知って、もっと仰々しく、 家族とか呼ばれてされるのかと思っていたら 案外さらっと伝えられてそこに驚き。 こんなことになるなんて思っていなかったので、うっかり1人で聞くはめになってしまった。。 まさか・・・私が・・・癌? ガーーーーン。と

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          36歳で癌になりました。ガーン。~子宮体癌体験記~

          初めて投稿します。いおあいおです。 36歳の時に子宮体癌になった癌サバイバーです。 ちなみに今は44歳と11ヵ月とちょっと。つまりまもなく45歳。バリバリ元気です。 自分が病気になった時、webで沢山の方の病気体験記を見て参考にさせてもらいました。今でもよく見ますし、本も読みます。 難しい医療の専門誌や医師の解説よりも、実際に体験した方の話が一番ためになりました。 癌になった時私が知りたかったのは、「入院するときにあると便利な物」とか、「術後ってどんくらい辛いのか」とか

          36歳で癌になりました。ガーン。~子宮体癌体験記~