見出し画像

羽田からパリ ★車椅子でパリ★

飛行機に搭乗する日は本当に何があるかわかりません。
電車が止まったり、渋滞に引っかかったり、飛行場で迷子になったり、チェックインカウンター、両替所、または保安検査場の前に長蛇の列ができていたり、・・・
この日の災難は、雨に降られてずぶぬれ&チェックインがなかなかできない、でした。

出発は午前中なので、前泊しよう、とここまではよかったのですが、宿泊費をケチり、親せき宅に泊まったところ、当日はまさかの雨。
ざんざんぶりの雨だったので、タクシー会社に電話をしても断られてばかり。
電車に間に合わなくなってしまいそうだったので、レインコートを着て、駅に向かって歩き出しました。
レインハットからどぼどぼ雨が落ちてきて、視界も悪い中、そろりそろりと坂道を下り始めたところ、一台のタクシーが、しかも空車のタクシーが坂道を登ってきました。
親せき宅の婿殿が必死でタクシーを止め、ずぶぬれで申し訳ないですが・・・と運転手さんに懇願し、私たちは乗せていただきました。
某乗換駅まで飛ばしてもらったおかげで、飛行場には予定通りに到着することができました。
やれやれ。

次に、チェックインカウンターを探し始めたのですが、人も多くてよくわかりません。
JALパックのカウンターが見えたので、そこで聞いてみることにしました。
案内の人に聞くと、あなたたちの登録がない、探してみるから待ってくれと言われました。
えぇ!登録がないなんて・・・
結局、私たちの予約していたフリープランは、JALパックの手続きは不要で、直接チェックインカウンターに行けばよいことがわかり、チェックインカウンターを教えてくれました。

子供さん連れや、サポートが必要な人のための優先チェックインカウンターで順番を待っていたのですが、この列がなかなか進みません。
人自体は少ないのですが、列が1ミリも動きません。
なんでこんなに動かないんだ・・・って思って前方を凝視していたら、爆買い?と思しき大量の荷物を断続的に運ぶ人がいて、この荷物の波が終わらない限り、列は動かないんだということがわかりました。
両替もしたいし、保険も申し込みたいのに・・・っていらいら&きょろきょろしていると、見かねたJAL職員がビジネスクラスのチェックインカウンターに割り込んでチェックインしてよい、と言ってくださいました。
助かった、と思ったのもつかの間、ビジネスクラスのチェックインを待っている方たちから、抗議を受け、またここでも待つことに。

チェックインがようやっと終わり、搭乗口まで職員の方が案内をしてくださることになりました。

やっぱり飛行機のチェックインは時間に相当な余裕をもっていかないとだめですね。

画像1

JALの機内食です。

画像3

おやつです。

画像2

なんとモスバーガー!
自分で組み立てる必要はありますが、久しぶりのモスに感動です。

画像4

車椅子ユーザのための情報
飛行場は基本的にバリアフリーなので、問題ありません。
チェックインの時に空港内では空港の車椅子を利用するか、自前の車椅子を利用するか、また、機内用の車椅子を利用するか、聞かれます。
母は、杖で機内を歩くことがぎりぎりできますので、自前の車椅子を搭乗口手前まで利用することにしています。

羽田や成田のように広い飛行場では、チェックインの時に搭乗口までの案内が必要かたいていは聞かれますので、お願いするのが賢明です。
特に国際線の場合、案内の人がいれば、保安検査場、出入国手続きで、優先の窓口にすぐに案内してくれます。
また、エレベータの場所がわかりづらかったり、遠かったりしますので、案内してもらったほうが良いです。
飛行機に乗るときは、一番です。でも降りるのは最後です。

今回はじめて車椅子を梱包してくれました。
今まで一度もなかったので驚きました!
車椅子の車輪の中心からタイヤに伸びる針金部分が弱く、海外に行くと大体1本は折れます。
手動式の車椅子ではなかったのですが、電動車椅子は毎回飛行機の移動時に折れました。
でも今回は行きも帰りも梱包してくれたおかげで、1本も折れずに戻ってきました。
JALの皆様、ありがとうございます!

いただいたサポートは次回の旅行に使わせていただきます。より詳細なレポートができるように頑張りたいと思います。