アッペンツェル ★車椅子でスイス旅行★
アッペンツェルはドイツ、オーストリアの国境に近いスイス東北部にある人口約7000人の村です。
切妻屋根の建物の壁は赤や青、緑で彩られ、おとぎ話のような街並みが残っています。
昔ながらの製法で作られたアッペンツェルビールや、8世紀頃から作られてきたいわれているハードタイプのチーズ、アッペンツェラーも有名です。
ザンクトガレンからアッペンツェル鉄道に乗れば、45分でアッペンツェルに着きます。
ザンクトガレン駅の自動券売機の前で切符の買い方がわからず、困っていると、親切な人がこう買うんだよ、と教えてくれました。
しかも、理由は聞き取れなかったのですが、途中で電車を降り、バスに乗って、また電車に乗る必要がある、とのこと。
車椅子で行けますか?と聞くと、誰かが手伝ってくれるから絶対大丈夫、迷っていないで行ってごらん、とまで言われました。
母は不安がっていましたが、せっかくここまで来たのだからと説得し、行ってみることにしました。
バスや電車の乗り換えは、駅の人たちが手伝ってくれたので、よかったのですが、このバスがやたらとスピードを出し、しかも急カーブや坂でもばんばんとばしてくれるので、車椅子を支えるので精いっぱい。
これだけで疲れてしまいました。
アッペンツェル駅から村の中心地までは少し歩きます。
この日はマーチングバンドが村の中を行進し、賑やかでした。
奥の緑の建物がチーズ屋さん
チーズを買うと真空パックにしてくれました
車椅子ユーザーのための情報
アッペンツェルの村自体は車椅子でも特に問題はないのですが、お土産屋さんやカフェの入り口にどうにもできない段差や階段があるところが少なくなく、ちょっと残念でした。
母の一言
チーズの試食、おいしかった。
村全体がほんのりこやしの臭いがしたね。
いただいたサポートは次回の旅行に使わせていただきます。より詳細なレポートができるように頑張りたいと思います。