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ジャックマール=アンドレ美術館 ★車椅子でパリ★

母は旅行番組が大好きです。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」「世界ふれあい街歩き」はもちろんのこと、NHK教育TVの「旅する★★★語」も時々見ています。
パリに旅行すると決まったら、早速母からリクエストが来ました。
「旅するフランス語」で黒木華さんがお茶していたゴージャスな美術館に行って、絶対にカフェでお茶したい!

早速調べると、ゴージャスな美術館とはジャックマール=アンドレ美術館のことでした。
銀行家のエドゥアール・アンドレと妻であり画家でもあるネリー・ジャックマールの邸宅が美術館となっています。
イタリア・ルネサンス、18世紀フランス、オランダなどの絵画作品が、往時の工芸品、家具とともに展示されています。

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絵は私の好みではなかったのですが、調度品がすばらしかったです。

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これが念願の喫茶店の中です。

オルセー美術館のお昼がたっぷりめだったので、残念なことに喫茶店では、アイスを食べただけです。ケーキがおいしそうだった・・・

喫茶店の中にあるお手洗いに母がはいると、トイレの中に傘の忘れ物があるとのこと。
ちょうど手を洗っていた年配の女性がいたので、私があなたの傘ではないですか?と聞いたら、「あらら~、ありがとう、私の傘よ」的なノリで爆笑し、そのあといろいろおしゃべりしてくれました。
そこまでくると、何を言っているのかさっぱりわかりません。
迷宮グルメのヒロシさん並みの想像力をそれぞれが発揮し、和やかな雰囲気でその場を過ごすことができました。

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車椅子ユーザーのための情報
エレベータは完全に裏方用で、美術館のスタッフの案内がないと行けません。
下ります、上がります、といちいちスタッフに声をかけないといけないのが煩わしいです。
エレベータも狭く、介助者と車椅子でぎりぎりな感じでした。

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母の一言

邸宅美術館はこぢんまりしてて良いわぁ。結局ケーキ食べた?忘れてしまった。

いただいたサポートは次回の旅行に使わせていただきます。より詳細なレポートができるように頑張りたいと思います。