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パリ到着 ★車椅子でパリ★

飛行機がパリに着きました。
チェックイン時にお願いしていたように、飛行機の出口で、母の車椅子が待っていました。
以前パリに来た時に荷物の受け取り場所を間違って飛行場内をぐるぐるしたことが私のトラウマになっていたので、車椅子を持って来てくれた職員の方に、出口まで案内してほしいとお願いしたところ、快諾してくれました。
職員の方は歩くのが早く、私は時々小走り気味。
あっという間に、出国手続きのところまで来ました。
出国手続きの列の中には、先に飛行機を降りたと思われる日本人がいました。
出国手続きを待つ列はEU圏と非EU圏に分かれているようでしたが、職員の方は待つ人の少ないEU圏と思しき列の窓口にいきなり直行。
先頭の人たちが「えっ??」と驚いていましたが、職員の方は一言何か言って、その人たちの前を通過。
先頭の人たちにお礼を言う暇もありませんでした。
荷物を受け取る場所に来たら、職員の方は荷物を探してくれ、送迎サービスの方が現れるまで、ずっと付き添ってくれました。
途中、職員の方に「日本人なの?オダ知ってるよ。」と言われました。
オダ?まさかの信長公?いやいや・・・とすごく悩んでいると、「ワンピース、漫画のワンピース、知らないの?」と言われ、あぁ、なるほど。
ワンピースの威力を思い知らされました。

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車椅子ユーザーのための情報
飛行場は職員に案内してもらうのが一番です。
日本の飛行場だと、お手洗い大丈夫ですか~とか気を使ってくれますが、海外はそれはなし。
なので、降りる前に済ませるか、荷物の受け取り場所まで我慢する、です。

翌日からもいろんな場所に行きましたが、車椅子ユーザーが来たと分かると、職員の方が別の入り口を案内するか、入場を待っている人たちに場所を空けさせて、私たちを先に通してくれました。
欧米系の方はだいたい、職員の方が何も言わなくてもすっと道を空けてくれます。
アジア系の方は、職員の方が言わないと空けてくれませんし、空けてもじろじろ見る人が少なくありません。
車椅子ユーザーを日常的に見かけるか、見かけないかの違いでしょうか。

いただいたサポートは次回の旅行に使わせていただきます。より詳細なレポートができるように頑張りたいと思います。