ノンバンクのデリバティブ含み損による金融危機
政府の規制が及ぶ銀行に対しては、自己資本に対するデリバティブの規制があります。
ノンバンクに対しては、デリバティブの規制がないのです。
ノンバンクとは：ヘッジ・ファンド、インデックスファンド、仮想
通貨取引所等多数の基金的金融。
ノンバンクの総額では5000兆円と言われます。
https://stats.bis.org/statx/srs/table/d5.1?f=pdf
〜BIS：各種の、店頭デリバティブ残高：2021年6月〜
世界のデリバティブは、契約額が6,000兆ドル＝8京円。
銀行資産の2倍、世界のＧＤＰの6倍です。
この時価総額は、12兆ドル（1682兆円）です。
2022年11月、国債の金利が、短期金利0.25％→4.0％へ、普通の3倍の速度で上がって、安定資産だった国債がリスク資産となった。
含み損（＝含み利益）は、2021年6月の3倍の36兆ドル（5046兆円）になっているでしょう。
この36兆ドルが、金融危機の引き金になります。
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