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なめてた 恐るべし子育て 〜子どもがグズグズした時の対応を変えるだけで、子育てのストレスが激減する方法〜

子育てはなめてかからないほうがいい、というのが私の本音です。

私も9歳と7歳の2児の母です。妊娠中こそ、つわりの苦しみなどで辛い思いをしましたが、子どもが産まれてしまえば、子どものためにあれもこれもやって、いっぱい色んなこと教えてあげて、日々ニコニコしながら子どもと楽しく過ごしていけること、疑いもなく信じていました。

それが、現実はどうでしょう。体はヘトヘト、イライラMAX、自信喪失、心身共に極限まで追い詰められるような試練なのです。子どもが1人の時はまだ耐えられたものの、2人になると2倍ではなく100倍くらいの負担がかかってきて、到底やってのけることができないくらいの仕事量とストレスでした。完全に子育てをなめていたと思います。

私のイライラが顕著に現れ始めたのは、子どもが話をできるようになってきた2歳ごろからです。今思えばいわゆるイヤイヤ期です。何を言っても言うようにならないし、無理にさせようとすればカンシャクを起こして泣き叫ぶし、すぐグズグズしてエスカレートすると大泣きで、もう泣き声を聞くだけで拒絶反応が出て子育てを放棄したい毎日でした。我が家は、2歳差の兄弟なので、2人とも難しい時期も重なって本当に苦しかったです。

だからといって、始まってしまったら簡単に辞めることができないのが子育てです。子育てのほとんどをシッターさんにお任せできるという家庭環境であれば別ですが、そのような環境は稀だと思います。多くの親御さんは、自分で子育てをせざるを得ないし、また、そうしたいと思うでしょう。私も誰でもいいから育ててと思った時期がありましたが、今は何とか自分で育てたいと思っています。

でも、やっぱり子育中に、イライラしすぎてこのままじゃ無理、自分がおかしくなっちゃうって思った時がありました。そんな時に出会ったのが、とある子育て講座。お母さんが聞き方とメッセージの出し方を変えることで自立した手のかかりにくい子に育っていくというメソッドです。実践すれば必ず子育てが楽になると思われるメソッドでした。

その時の私の場合、やり方は十分理解できても実践できる心が整っていませんでした。手のかかる子どもに優しい気持ちを持てなくなってしまっていたのです。

それでも、どうにか心を整えて子育てを楽にしたいと思い、他の方法も学び模索しました。その結果、まずは子どもに優しくできない自分の気持ちを否定せず、できる範囲の実践から始めて、徐々に優しい気持ちを取り戻して行くことができました。今も、自分の心の状態と向き合いながら子どもに接することで、日常の困りごとがかなり減っています。

私が特に苦手なのが、子どものグズグズ。グズグズが悪化して激しく怒り出した時はもうお手上げです。こんな時に、「だまれー!」「うるさい!」「もう出ていく!」「無理って言ったら無理!」などの罵声で済ませて、一時的にその場をしのぐも、その後自己嫌悪や罪悪感を抱いて悩んでしまう。そういうことが繰り返されていませんか。子育てが苦痛になる理由として、親御さんが子どもに上手く対応できない自分を責めてしまうことがあると思います。自分を責めることがなくなったら子育てが少し楽しくなると思いませんか。

子どもがグズグズした時の対応を変えるだけで、自己嫌悪から解放され子育てのストレスが激減する方法をまとめてみました。親御さんの現状のマインド別に2~3パターンのやり方に分けています。

子育てなんて学ぶものじゃないと考えて自己流でやっているとなかなかうまくいきません。やり方を変えてみる決断をして実行できる方は、子どものグズグズによるストレスを必ず減らすことができます。

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