生命のダンス
人の体には、精子と卵子、どちらかが存在しています。
卵子は、”そこで待つ”という”静”の特性を持ち。
精子は、”たどり着く”という”動”の特性を持っています。
世の中の多くのものは、2極にわかれている。
静と動、陰と陽、+と−、もっと言えば、イエスとノー
この2つのものは、極であるがゆえに、お互いに惹かれ合います。
それが、世の中をとてもおもしろくしている。
そして、男性と女性の”惹かれあう”、その感じが、時として体の中でも起きています。
受精の瞬間。
精子のDNAと、卵子のDNAが混ざり合う時。
お互いのDNAが絡み合い、その後、はじけるように2つにわかれます。
まるで、ダンスのように、くるくると混じり合うと、次の瞬間、スパッと2つにはなれる。
このまばたきをするような、一瞬のできごとで。1つの生命が誕生するんです。
奇跡のような、瞬間。
この奇跡的な受精を繰り返して、私たちは生まれました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?