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替え歌が降ってくる(良くない)


こんばんは。

今日はどんな日でしたか? 僕は相変わらずてんやわんやです。共働きの妻が風邪を引いてしまい普段分担している家事を一手に引き受けたり、かと思えば終業時間間近に緊急対応案件が降って沸いたり。中々上手くいかないものですね。

さて、僕は替え歌が好きです。遡ること小学校低学年ぐらいからですね。その頃何故かクラスで大流行した嘉門達夫の時代から好きです。というか先ず歌が好きなのです。毎日某か歌っているので、例えばシャワーを浴びながらとか、人気のない帰り道とか、そういう時に、ふと、何かこう、降りてくるものがあります。


えぇ、身も蓋もない替え歌が。


例えば、昔流行った歌ですと、Spitzの「チェリー」という曲がありますね。今でもspitzは大好きでよく聞きます。一等好きなのはスピカと冷たい頬です。

話を戻しましょう。

チェリーの歌詞はこうです。

君を忘れない 曲がりくねった道を行く きっと想像した以上に 騒がしい未来が 僕を待ってる 愛してるの響きだけで 強くなれる気がしたよ……

良いですね。正に名曲です。最高といって差し支えない。

その時僕に、良くないものが降ってきました。

頭の中に流れるイントロ、高まる鼓動、そして歌い始めは……


「君を忘れたい」


こうなるともう止まりません。


君を忘れたい 曲がりくねった道をゆく きっと、想像した以上に 新しい未来が 僕を待ってる 

愛してない


終わりました。

色々と高ぶったものがワンフレーズで死んだ瞬間です。


ダメです。僕は一体何を言っているんだろう。こんな若い人が大半だろうnoteで20年以上前の曲の替え歌を書き殴って。僕はもう疲れているのだ。そうだ。よし、許そう。


僕は僕に許されたので次に行きます。


10年ほど前ですかね。EXILEで「Ti amo」という曲が流行りました。

キスをするたびに 目を閉じてるのは 明日を見たくないから

ロマンチックですね。既婚者の今となっては現実見ろよクズが!と思わないではありませんが、上流階級の退廃的な恋愛観となると別物です。僕はサナトリウム文学と耽美系文学が大好きです。どうでも良いですね。しかしこの曲、メロディーラインがとても綺麗で、歌っていると凄く気持ち良いのです。


あるとき、僕に良くないものがまた降ってきました。


「キスをするたびに 目を閉じてるのは あなたを見たくないから」

「部屋を出るときは「おやすみ」じゃなくて 「さよなら」と言ってほしい」


もう、やめよ? そんな関係続けてるからだよ。嫌気さしさしじゃん。

いや、やめるのは僕だろう。こんな替え歌を書き続けて何になるんだ。


しかしこんな殺伐とした替え歌ばかりを歌っているわけではありません。たまにはほっこりするようなものもあります。

例えば平井堅の「魔法って言っていいかな」。とっても素敵な曲ですよ。


これを息子に当てはめるとこうなるのです。


「大げさなことは 何もできないけど 君を笑顔にする 魔法は いくつか持ってるんだ 機関車トーマス 焼きたてのパン イチゴにみかん おかあさんといっしょ そして 大好きバナナ 大好きバナナ……」



バナナ、大好きなんです、息子。


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