たくさん得たんだよ


こんばんは、みなさん。

今日はどんな日でしたか。良かったことを一つ一つ並べて、後悔していることを一つ一つ並べて。でもどちらもそんなに多くない、そんな一日だったのではないでしょうか。

僕はそうでした。

考えようによっては平和な一日です。


ところで、子どもの記憶って、大人のそれとは違うようです。今日は何があった?と聞くと、事実をだだーっと羅列するそうです。誰々君とあって、そこに誰々ちゃんが来て、何々をして、何々が楽しくて。

事実、感情、事実、事実、感情……

大人が記憶を話すときは、誰と何をした、感想、以上です。それち比べて子どもの記憶のなんと豊かなこと! 一つ一つが細かくキラキラと心に残っているんでしょうね。

自分自身を振り返ってみると、恥ずかしいような羨ましいような、なんだかちょっと残念な気持ちになります。


でもこの鈍感力こそが、長い人生を生き抜く術なんでしょうね。

あの頃の感性のままでいたら、きっと生き続けていられなかっただろうから。何かを失って、何かを得たはず。キラキラしたものの代わりに、僕たちは今を生き続けていて。

沢山、たっくさん得たんだよって、子どもに胸を張って言えるように、生きたいですね。


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