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日記 2024.3.14(木) 夫婦喧嘩仲裁再び/親との付き合い方/赤ちゃん誕生/夫婦喧嘩も吹き飛ぶ赤ちゃんの力

朝起きるとメッセージが7件。お父さんからだった。弟の子どもが産まれるにあたり面会に行く行かないで夫婦でもめているらしい。それをきっかけにお父さんの日頃の愚痴が大爆発のメッセージだった。ひとまずなだめるようにどちらの気持ちもわかるよとメッセージを送る。
お母さんは応援したくて病院まで行きたいという。お父さんはそれじゃあプレッシャーになるから連絡を待つほうがいいと言う。どちらの気持ちもわかる。その上で最善の方法を考えるとすれば、やっぱりお父さんの意見に合わせるほうがいいのかなと思う。ただ、お母さんの気持ちにも寄り添いたい。決して本人悪気があるわけではなく、近くにいて声をかけて応援したいと純粋に思っているのが分かるから。お母さんも納得するような方法を考える。
お母さんに電話をしてどういう考えで病院に行きたいのか話を聞いてみた。どうしても行きたいなら病院の駐車場からパワーを送るだけでも十分心強いと思うけどなと提案してみる。話をしているうちにお母さんが落ち着いてくるのが分かった。自分の中で納得したようだった。そうだねとうなずく。たぶんお母さんは詳しい状況も分からないし出産が近くなって入院しているけれどなかなか産まれてこないと聞き、いてもたってもいられなかったのだろう。お母さんのフォローは完了。

どっちの気持ちもわかると言うだけではお父さんは納得しないと分かっているので、お父さんには文章にして送る。お父さんにはまずはテキストで伝えるほうがいいと思っている。そのほうが冷静に話ができるから。お父さんの愚痴は主語がすべて自分なのが気になる。愚痴ってそういうものか。まずはお父さんとお母さんの得意とすることや考え方が真逆であることを理解してもらいたい。お父さんはスピーディーになんでもすぐにこなし頭の回転も早いタイプ。一方お母さんはゆっくりじっくり時間をかけて考えてから動くタイプ。本当にまったく真逆の2人なのだ。自分は相手に合わせて変わったのにお母さんは何にも変わってくれないというお父さん。
まずはお父さんとお母さんの違いをはっきりと理解してもらい、その上でお母さんにはこう接すると効果があったと伝えてみる。お父さんは視点を変えて見てみることが必要だと思ったのだ。共感しつつ、まったく別の視点を提示してみる。お父さんはわたしと似ていて周りが気になり過ぎるところがある。だからどちらかというとお父さんの言っていることの方がわたしはよく分かる。最後に、厳しい言い方に聞こえるかもしれないけれど、お母さんと接する上でわたしがしてきたことを元にして話しているということ、お父さんとわたしは元々の考え方がよく似ているから、だからよく分かるということを伝えてみた。さてどうだろう。

お父さんは周りが気になりすぎて自分を大切にできていないのではないかなと感じる。わたしがそうだったからよく分かる。自分を大切にするより先に周りの人のことを気にしてしまい自分を大切にする時間が取れないと感じて不満が爆発しているのではないか。お父さんにも電話してみる。お父さんは直接しゃべると全然真剣に話を聞かない。話をそらしたり茶化したり否定的な返事をしたりしてくる。それでもわたしは自分の経験を話す。伝わるまで伝えつづけるつもりだ。関係ない話も交えながらしばらくしゃべって電話を切った。

そういえば近ごろ、自分のことにかまけてお父さんとお母さんの相手をしていなかったと気づく。親との付き合いも適度な距離感で付き合い続けることが大切。本当になんでも継続することなのだなと思う。

今日はなんだか午前中から盛りだくさんだ。あっという間にお昼になってお昼ご飯を作る。今日はもう図書館への行き帰りの時間がもったいないし集中できそうにもないので家で作業したりすることにしよう。どんな時でも柔軟に、最善の方法を試す。早起きの暇人だとアクシデントや急な予定が入ってもすぐに対応できるからいいな。
お昼ご飯はお味噌汁とご飯と土佐煮の残り。大根とにんじんと小松菜たっぷり。しじみ入りわかめも入れて海藻も摂ろう。お味噌汁の蓋の上でご飯を温めていたらラップがとけてしまった。やれやれ。

お昼ご飯を食べながらちょっと放心状態。眠たい。マットレスを戻して少し仮眠をとろう。1時間眠る。起き上がって昨日の区役所の資料を整理していく。ポストに投函するものを準備して、銀行へ入金へ行こう。ついでに買い出しも。今日はなんだかぽっかぽか。ヒートテックと白いカットソーを重ねてニットベストを着て外へ出たけれどちょうどいい。銀行作業を終えて近くの自然食品の店へ行く。キャベツを見つけてしまった。丸ごと一個で360円。すこし小ぶりだけれどみずみずしくて美味しそう。ザワークラウト用に買う。厚揚げと白菜も買った。久しぶりに白菜チヂミが食べたくなったのだ。帰り道の産直市場でお水とフルーツトマト、ハチミツも買った。家に向かって帰っている途中携帯を覗くと弟からメッセージ。産まれたよと報告とたくさんの赤ちゃんの写真、動画も送ってくれていた。立ち止まって思わず動画をみる。産まれたばかりとは思えないくらいしっかりとした顔をしている。どことなくお父さんに似ていると思っていたらお父さんから電話がかかってきた。出ると産まれたぞーと明るい声。電話で弟と話しただけでまだ写真はみていないというお父さんに、父さんにも似ているよと言ったら嬉しそうだった。
ああ、なんで嬉しい日なのだろう。産まれてきてくれてありがとう、奥さんも弟もお疲れさま。こんなに幸せな気持ちを分けてもらえて本当にうれしい。いつもの帰り道がまったく違う景色に見えてきた。何度も写真と動画を見返しながら、空を見上げてお空で見守ってくれているみんなにも感謝する。

買ったばかりのハチミツを試してみる。からす山椒のハチミツ。産直市場でずっと売れ残っている味だった。色味も濃くて味も強め。柿やクローバーに比べるとクセも強いけれど柑橘の苦味があとを引く。喉にかーっとくる感じも今まででいちばん強いかもしれない。わたしは好きだ。結局どのハチミツも違いがあって美味しい。
夕飯の前にザワークラウトを仕込んでおこう。ザワークラウトは仕込んでいる時も面白い。今日も2%の塩で漬ける。ぎゅっ、ぎゅっ、と塩をふってもむとすぐに水分が出てくる。今食べているレッドキャベツはちょっとかためで酸味も少ないので普通のキャベツで作るザワークラウトの味が恋しい。早く食べたいな。
夕飯は白菜チヂミとお昼の残りのお味噌汁。お味噌汁には焼き米をすこし入れてみた。白菜チヂミは小麦粉と片栗粉、水、しょうゆ、アガベシロップで衣を作るのだけれど、小麦粉なしで作るからいつもうまく焼けない。今日はそば粉を入れてみたらますます上手く焼けなかった。それなのに美味しい白菜チヂミ。酢コショウで食べたら餃子を食べたい気持ちをすこし満たしてくれた。

お布団に入りながらまたまた赤ちゃんの動画を見返す。眩しくてちょっと不機嫌そうな表情、看護師さんに動かされてわけがわからなくてきょとんとした姿、もごもごと口元の動き、みんなみんな可愛い。18秒の動画を何度も何度もみながら、どんどんわたしをしあわせにしてくれる。夫婦喧嘩なんて一気に吹き飛ばしてくれた。朝のごたごたなんて忘れてしまったよ。赤ちゃんてほんとうにすごい存在だ。

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