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日記 2024.2.26(月) 古い大豆をどうする/梅醤番茶/大豆カイロを作る/今日もポタージュ/家で過ごす

何にもしない日曜日を終え、またいつもの日常に戻る。だらりとする週に一度のお休みも愛おしいし、いつもの日常も愛おしい。卑屈にならずに素直になるとそんなふうに思えてくる。

今朝も寒いのでエアコンをつけて部屋を温める。布団のなかはずっとぽかぽか。近ごろ足が朝まであたたかい。からだが温まってきているのだろうか。お昼ご飯を食べたり外へ出て歩くと汗もかくようになってきた。まさか更年期。いや、代謝が上がっているのだと思いたい。

昨日の夜はまいちゃんと味噌の話。多分まいちゃんと起きる時間、寝る時間が近くなってきた気がする。リズムがおんなじだとメッセージを送り合って話す時間もおんなじタイミングでできる。話がはずむ。
まいちゃん、今週は麦味噌を仕込んだらしい。100均で300円で買ったという瓶に仕込まれたきれいな味噌を見せてくれた。わたしももう一回仕込みたいけれどお母さんから送ってきてもらった大豆たちが古すぎてどうしようかなと思っていると伝えた。まいちゃんは息子が生まれた年に採れた豆だと笑っていた。
せっかく味噌を仕込むならば美味しくなってほしい。でも、古い豆を捨てるのもあれだしなと思考を巡らせる。そのうち小豆カイロを作ってみたかったのだと思い出した。調べると大豆でもできそうなので作ってみることにする。電子レンジが無くても鍋の蓋の上で温めたりもできて、夏は冷蔵庫で冷やして使うこともできるのだそう。簡単だから手縫いでできるしやってみよう。味噌を仕込むための豆は買ってくることにする。

顔を洗って身支度を整える。朝からここまで一気にしておくと面倒くさくならないし化粧のノリもわるくない。風が強いけれど布団を外へ干す。干し野菜も飛んでいかない場所に吊るしておく。カーテンをめいっぱい開けて光を取り込む。気持ちがいい。

フリマサイトの出品用に写真を撮る。野田凪さんの本を手放す。心の中にずっとある凪さんとの思い出は本を手放したところでなくならないと思えたから手放すことにした。宇宙に旅立った凪さんは、今日も私たちを見ていてくれるだろうか。夢のような日々を思い出す。

コーヒーもないので番茶のバリエーションを試す。梅醤番茶をレシピ通りに作ってみる。梅干しをカップに入れて満遍なくつぶす。わたしの梅は小さいので3つ入れる。そこへあつあつの番茶を注ぐ。しょうゆひとさし。生姜は切らしているので生姜麹を少しだけ入れた。う、うまい。梅昆布茶に近いがもっとすっきりとした味わい。胃腸にしみわたるような静かでやさしい味。あたたかさがからだの中でいつまでも続くような感覚がある。これははまる。心の底から落ち着き、一杯のお茶を楽しむことができた。番茶ひとつでアレンジ色々、たのしめる。なんでも工夫次第なのだと改めて気づいた。

本日のこの先のスケジュールを確認する。大豆カイロを作る。絵を描く。トイレットペーパーを買いに行く。以上。大変シンプルだ。
11時まで大豆カイロ用の生地をカットしてアイロンをしていく。おんなじ生地でピクニック用のシートも作りたいのでそちらも端を三つ折りにしておく。

近ごろお昼ご飯はたっぷり食べる。今日はお味噌汁に玄米餅を入れて食べることにする。切り昆布と干し椎茸は1時間前にお水と一緒に土鍋に入れておいた。蓋を開けると椎茸のいい香りがぷーんと広がる。干し椎茸を戻した時のこの香りが大好きだ。白菜、大根、にんじんを入れてやわらかくなるまで待つ。大根はおっきいので半分はすりおろしておしょうゆで食べた。これまた美味しい。玄米餅をグリルで焼く。今日はきれいなきつね色に焼けた。めちゃくちゃ美味しそう。お味噌汁は麦味噌で、豆乳も入れてみたらすごく美味しくなった。

こんがりきれいに焼けた玄米餅。

お昼のあとはやっぱり眠たい。マットレスを敷いてその上で大豆カイロのカバーを手縫いで縫っていく。きりのいいところまでちくちく縫ったら休憩がてら横になる。気持ちがいい。ブランケットをかけてひと眠りする。
起きるとまたすぐにちくちくカバーを縫い始める。わたしは本当に手縫いが好きだ。枕カバーの縫い方を参考に大豆カイロのカバーが完成した。大豆を入れて目の上においてみる。適度な重さが心地よい。量を調整して明日は大豆を入れる中袋を縫っていこう。

トイレットペーパーを買いに出かけようと思いながら夕飯の準備をしていく。飽きもせずにポタージュを作る。今日はカブのポタージュにしてみようと思ったのだが思いの外カブが残っていなかった。よし、じゃぁいろんな野菜を入れてみようとにんじん、大根、カブ、ほうれん草を入れてたっぷり野菜のポタージュを作る。今日は炒めてからフライパンに水を入れて少し煮込んでミキサーにかけてみた。水を出してミキサーにかけたのもあって少し薄味に仕上がってしまったけれど、やっぱり美味しいポタージュができた。出かける気持ちになれずにそのまま夕飯にする。いわしの土佐煮の残り、お母さんの荷物に入っていたうずらの卵のくんせい、ザワークラウトをお皿に盛る。ポタージュはたっぷりと入れる。

お野菜たっぷりポタージュ。

買った本が届いてポストに取りにいく。『パーマカルチャー菜園入門』という自然のしくみをいかした菜園のアイデアが紹介されている本。巻き貝のような形にして水の循環を考えた設計にしたり、雨水の利用法だったり、ベランダ菜園だだたりとたくさんのアイデアが詰まっている。読むのが楽しみだ。

少し休憩してからお風呂に入る。今日はお風呂の中で水の循環を考えてみる。シャワーの湯量は一般的に1分間で10リットル。10分で浴槽の半分くらいになるようだ。
浴槽に入り頭を予洗いしながらお湯を貯めていく。予洗いしている間に足首上くらいまでは余裕でお湯が貯まっていた。
そのままシャンプーをし、浴槽のお湯を使って体を洗う。シャンプーを流しながら再びお湯を貯めていくと腰湯できるくらいの量になった。湯船に浸かり2回ほど温冷浴。最後はシャワーでカラダを洗ってお風呂から上がった。
うーん、カラダは最後に湯船の中で洗ってシャワーで流すのが正解か。タオルで拭きながら考える。面白い。湯船の残り湯は洗濯に使えばもっと効率が良くなりそうだ。もう少し試してみる価値がありそう。もしかするとパーマカルチャー菜園の本の中にもアイデアがあるかもしれない。

新しい本を読み始め、新しい絵を描いて、新しいお風呂の入り方を試す。今日もいつもの小さな部屋で新鮮な気持ちで生きている。

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