見出し画像

日記 2024.2.8(木) 目覚まし時計が苦手/つるたスチューベン/お母さんから3日連続の電話/昼寝の習慣/根菜カレー/ぬか床を美味しくしたい

昨日はなぜか夜更かしで遅くまで携帯をみていたのだけれど8時半前にぱっと目が覚めた。
わたしは目覚まし時計の音で起きるのがすごく苦手。かと言ってセットしないでだらだら眠るのもアレなので毎日勝手に8時半に目覚ましが鳴るようにしてある。クマをにぎにぎしながら大きく伸びをする。ものすごく気持ちがいい。昨日の湯たんぽはお湯を入れるときに的が外れてボトルいっぱいにできなかったからかあんまりあたたかくなかった。暖かさを保つにはぱんぱんにお湯を入れるのがコツなのかもしれない。

朝ごはんは軽めに、黒豆の入ったパン2切れと昨日のつるたスチューベンというぶどう。穀物コーヒーと三年番茶も淹れる。本当にけっこう衝撃的に美味しいこのぶどう。カラダが自然に受け入れている気がする。食べ方を調べてみると産地の方では薄皮のまわりにひっついた果肉をちゅっと吸い、タネのまわりにひっついた果肉はそのまま飲み込むとあった。面白い食べ方なので試してみる。種も栄養があるので食べていいみたいだけれど、ちょっとわたしは抵抗があり口の中で丁寧に種だけ外して出して食べた。栄養ばっちりと言われると口から出したタネをなかなか捨てられずひとまず洗って干してみることにする。お母さんは果物の種を洗ってとっておく習性があるのだけれど、なんか少し気持ちがわかったような気がした。

つるたスチューベンの種。

いい天気で布団を外に干す。しいたけと生姜のスライスも外に干してみた。フリマサイトの出品をする。10年前くらいだろうか、ヴィンテージショップで買ったお気に入りだったトレンチコートを出品した。寺尾紗穂さんのコンサートにも着て行ったりちょっとしたフォーマルなシーンでも活躍してくれた。肩パッドを外して肩の傾斜を自分に合わせて縫い直したりして大事に着ていたけれど、なんとなく手放す時期かなと思うようになっていた。愛着たっぷりのコートなので気に入ってくださる方に届きますように。

お昼頃お母さんから電話。近ごろ頻繁に電話をくれる。しゃべりたいことがいっぱいあるみたいだ。昨日送ってくれた荷物にたまご餅を入れるのを忘れたとのこと。多分さっき冷蔵庫を見て見つけたのだろう。黙って冷蔵庫にいらっしゃいましたと言っていた。箱に詰められるのを待っていたのに忘れられたたまご餅を想像して笑ってしまった。それから買い物に行った先でとてもいい豚バラ肉があったので買ったとの報告。お父さんにさりげなく言ってみたら、そろそろやるかとくんせいをする気になっておられますと嬉しそうに教えてくれた。やったあ、美味しい美味しい自家製くんせいが久しぶりに食べられるぞと嬉しくなった。出かけていたお父さんが帰ってきたらしく電話を切った。

今日は絶対家で過ごしたい。あとで散歩がてらお水だけ買いに産直市場へ行こうと思うけれどそれくらいにしよう。今日のお昼ご飯は昨日元住人がくれたカップ焼きそばにする。IWGPを観て焼きそばが食べたくなっていたので嬉しい。自分で買わないものをもらうのはけっこう楽しい。
春菊に梅酢とアップルサイダービネガー、黒ごまをたっぷりかけたサラダとカップ焼きそばのお昼ごはん。焼きそばは最初は美味しかったけれど、途中からもう欲しくなくなってしまったのでマヨネーズをかけてなんとか食べ切った。春菊サラダは美味しいな。買った春菊がすごくみずみずしく美味しそうだったのもあるけれど、春菊はサラダが1番好きな食べ方かもしれない。

さてお昼休憩。むかし働いていた会社は中国の会社と取引があり、お昼寝タイムがあるので毎日お昼過ぎの2時間くらい連絡が取れなくなっていた。あの頃バタバタだったわたしには考えられないと思っていたけれど、2時間のお昼休憩って必要じゃないのかなと今なら思う。
というわけで寝袋掛け布団を床に敷いてくるまって眠った。よく眠って起きるとまだ外は明るいしなんだかちょっと暑い。アイス食べたいな。
完成させた絵にフキサチーフをかけるために外へ出たけれど今日はちょっと春の陽気だったみたいだ。穀物コーヒーを淹れてこれまた元住人がくれた酒かすの甘酒を飲む。甘酒を飲んだらけっこうお腹いっぱいになってしまった。

明るいうちに外に干してあったものを取り込む。干し野菜も順調。布団を整え作業机も整える。絵が1枚完成するごとに作業スペースを一度リセットしている。すっきりして新しい絵を描くために画像フォルダから素材を探す。しまった、近頃家にいることが多いのでそんなに描きたい写真のストックがない。それなら今回もアキ・カウリスマキ監督の映画のシーンより描いてみようとPinterestで画像を探した。『枯れ葉』のなかで、犬を連れて帰るシーンがいまなんだか描きたいと目にとまり心惹かれたので描くことにした。今日はうっすらと全体の構図だけ整えておく。時間をかけずに描けるようにしてみようと思っていた前回の絵も結局2週間かかっていた。今回はもう少し短く描いてみたい。毎日描き続けている絵も34枚目となった。まずは100枚描く。まだまだだな。
絵を描いてしまったらもうあとは日記を書いたら日課はおしまい。ここまでくると気が楽になる。夕飯はどうしようと考えて携帯をみていると、カレーの文字を発見。カレー大好き、根菜カレーにしよう。

18時半、産直市場へ買い出しに行く。粉状のカレーのルーにお水、いつも安くなっているところを狙って買うお揚げを買った。部屋の中があたたかかったのでアウターを羽織らずに出かけたらけっこう寒くて急ぎ足で帰る。
根菜カレーの具材は捨て漬けに漬けた野菜たちをふんだんに使う。にんじん、ごぼう、れんこん、しいたけ。じゃがいもは蒸してあと付け、春菊もたっぷり切って添えた。納豆も食べたかったのでのっけてモリモリのワンプレートカレーになった。捨て漬けのにんじんとごぼうがけっこうしょっぱい。梅干しと紫蘇も入れたので酸っぱ辛いしかも味の濃いカレーとなった。でも美味しかった。根菜カレーがけっこう好きだ。玉ねぎもお肉もないけれど全然好きな味になるもんだ。半分残して明日も楽しめる。

食後にYouTubeを観ながら夕方こねて寝かせておいたオートミールクッキーを焼く。朝ごはんにもなるのでたっぷりと焼いてみた。ココアパウダーを使い切ったのでプレーンな味でつくる。きなこ、アーモンドとハトムギは粉にして入れてみた。甘酒多め、豆乳とお水を入れてココナッツオイルも軽く入れて作ったらちょっとソフトな仕上がりになった。しばらくおやつには困らないぞ。

ぬか床がなかなか美味しくならないので原因を探る。しょっぱいのは乳酸菌が少なく発酵が進んでいない可能性があるようだ。余っていた乾燥麹、干し椎茸、唐辛子の粉末を入れて捨て漬けをもうしばらく続けて様子を見ることにした。

お父さんとお母さん、今日はお昼を外で食べたらしくお父さんから美味しそうな写真が送られてきた。ランチセットとカツカレー。実家に帰ったときにわたしも一度連れて行ってもらったごはん屋さんだった。美味しそうなランチの写真を撮って送ってくれるのはいつもお父さんなのがかわいい。
お母さんには、何やら美味しそうなランチを食べに行ったような気配がしますな、といたずらっぽくメッセージを送ってみた。久しぶりに外でのランチでるんるんだったようだ。ランチセットがひとつしか残っていなくてお父さんが譲ってくれたのだそう。帰りにはどうやら例の焼き芋屋さんにも寄ったらしく、今日は次々にお客さんが来ていて繁盛していたと言っていた。お母さんの焼き芋ブームはまだまだ続きそう。メッセージは、最近おならが出ると思ってました。焼き芋でした。静かに出ます。とどうでもいい締めくくりで爆笑してしまった。

ここのところ毎日誰かしらとしゃべって過ごしている。心強いな、ひとりだけどひとりじゃない、そんなかんじであったかい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?