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本を読むときは必ずメモを取りながら


読みっぱなしで終わらせるのはもったいない!

読んだ本の内容というのは、意外と覚えていないものです。
しっかり読んだはずの本でも、後から内容を聞かれるとなかなか出てこない… ちゃんと理解しながら読んでいたはずなのに一体なぜ…!

それはきっとおそらく、内容を理解することと、それを記憶として定着させることとは別の話だからです。
その場では内容を理解しても、そのままでは時間とともに記憶は薄れていきます。

せっかく時間をかけて読んだのに、なんにも後に残らないのでは余りにもったいない。
それを解決する最も手軽で手っ取り早い方法が、読みながらメモをとるという習慣です。

自分の言葉に置きかえて書くことで理解力が深まる

私は本を読む時には必ずノートやメモ帳を準備しています。何を書くのかというと、ちょっとしたメモや図などです。
あとで読み返したい文章・フレーズ、ふと思いついたアイデアなどを気軽に書き込んでいきます。

本の文章をそのまま書くと長くなるので、自分なりに要約しながら書きます。読書のテンポを損ねたくない時は、単語やキーフレーズだけを書き殴る時もあります。
大切なのは実際に自分の手で書くこと。
一度自分の脳を通して書いた情報は忘れにくいし、次に見た時にもすぐに思い出すことができます。

本を読み終わった際に、改めて内容の要約をまとめてみるのもいいでしょう。そこには自分の理解度がそのまま表れます。

簡単な絵や図を描いておくと内容が瞬時にわかる

オススメなのは内容を表すようなイラストやアイコンを書き足しておくこと。下手でもかまいません。自分が分かりさえすればいいのですから。
するとメモの文章を読むまでもなく、絵を見ただけで瞬時に内容を思い出すことができます。
本のタイトルとページ数なんかのメモも忘れずに。

小説を読む場合にも、登場人物名や相関図・系譜図、特徴・キーワードなどをメモしておくのは有効です。

重要なエッセンスだけが蓄積する

メモはなるべく1冊のノートにまとめるのがいいと思います。
そうして本を読むたびにメモを書き溜めておくと、自分にとって大事な情報だけがいつでもすぐに分かる形で蓄積していくことになります。ノートを読み返すだけで手軽に反復学習ができて便利です。情報整理の練習にもなります。
「読書」は文字通り「読んで書く」。
ぜひ読書の際にはノートとペンを用意してみて下さい。


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