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淡路島拠点立ち上げチームを募集します

こんにちは、NINIのもねです。
縁あって、淡路島の西海岸に株式会社NINIとしてもうひとつの拠点を持つことになりました!

2017年に姉の愛乃と一緒に立ち上げたHOSTEL NINIROOMは、私たちにとって初めてのたくさんのチャレンジが詰まった場所であり、大好きな友達が集まる大切な拠点です。「好きな場所で、好きな人と働きたい」という創業時の思いそのままに、国籍や人種、年齢や性別を問わず、私たちの感性に共感してくれるいろんな人と出会い、いつもわくわくする発見や体験に溢れています。

一方で京都に来て5年、それまで働いていた東京での生活とは違い、鴨川を散歩したり大文字山から夕日を眺めたり、自然を感じながらゆったりと過ごすことがとても大切な生活の構成要素になりました。さらにコロナ禍では、時代の変化にとても柔軟なゲストたちが、軽やかに町と地方、日常と非日常を行き来しながら生きる姿を目の当たりにし、住む場所や働く場所の選択は、今後、より広がっていくことも感じています。

ここ数年そんなことをふんわりと考えているうちに、今自分たちが過ごしている京都という "町" と、もうひとつの違ったどこか、にも興味と意識が強く向いてきたように思います。

実は祖父の故郷が淡路島で、去年その生家の近くに父が週末を過ごす拠点を作って通い始めたことが今回のご縁のきっかけになりました。私たちも小さい頃は毎年、家族でお墓参りに訪れていたとても馴染みのある場所です。

時代を感じるお墓参りの際の家族写真。まさに今回の新拠点の場所、約30年前…

海水浴場が閉鎖され、取り壊しが決まった建物を、どうにか残せないかという町内会の方々からの相談が始まりでした。いつもいつもチャンスは突然なのですが、京都と淡路島、町と地方という異なる良さを持った2つの場所で新しいチャレンジをしてみたい。そんな思いがふつふつと湧き上がり、株式会社NINIとして直営の2拠点目を淡路島でやることに決めました。

淡路島拠点立ち上げチームを募集します

そんな新拠点で、新しい施設を一緒に立ち上げ育てるメンバーを募集します。

場所は淡路島の新五色浜海岸。元々公設公営の海の家 兼 集会所だった2階建ての建物「旧)新五色浜県民サンビーチ」が物件です。

ビーチに立つ鉄筋コンクリート2階建て「旧)新五色浜県民サンビーチ」

1Fをオープンな飲食(薪のピザ窯あり)、2Fを1組貸切の開放感ある宿泊ルームにしようと考えています。約12mのガラス張り全面オーシャンビュー、目の前5秒に海(ビーチに建っている!)、そのど真ん中に夕日が沈み、その景色は舌筆に尽くし難い。誰ともなく言葉を切らし、息を飲んでしまうほど、ほんの数分が永遠に感じられるほどの、美しい時間があります。夏はもちろん、サウナとストーブで冬もおこもり最高な場所にしたい。

町の集会所だった2階。晴れの日は空と海の色で室内が真っ青な光に満たされる
元々売店や更衣室だった1階も海が見えるオープンな空間にしたい
「日本一の夕日」とも称される、五色浜の夕日
足元は「こはく、るり、めのう、しろ、斑紋」の五色の玉石。兵庫県の郷土記念物です
 車で京都から約2時間半、大阪から1時間半。淡路島の南西エリア。

町の人たちからは、地域産業の盛り上げの他、コワーキング、ワーケーションなど今の時代に合った用途の要望もあり、この静かで美しい場所ならではのあり方を、地域を巻き込んで一緒に模索していきたいと考えています。

町内会の方々と。

今回募集する役割は次の2つです。

① 施設マネージャー:人を迎えるのが好き、素敵な空間づくりが好き
② 料理人:美味しいものやお酒が好き、美味しいものを作るのが好き
     (薪の窯はもちろん好き)

他には共通で、海が好き、散歩が好き、釣りが、音楽が、旅が、サウナが、創作が、ピザが、ワインが、、、あたりでしょうか。何かスキルが、というよりは、この場所を心から楽しんでくれる人とチームを組んで一緒に作り上げてみたいなと思っています。待遇や雇用形態などは、お互いの要望をすり合わせて相談しましょう。京都と淡路島でメンバーが季節にポジションチェンジするような、新しい働き方も実践したい。

(写真:寺嶋 諒)

とても信頼する友人に「NINIの強みは ”良いネイバーフッドを作る、良いファミリーを作るところ” にあると思う」と言ってもらったことがあります。パーソナルであたたかくて、そして自然の風や匂いを感じられるような、かっこつけない良い施設をつくりたい。NINIROOMと同じく、地域に根ざし、自分たちの目線でその地域の魅力を解釈し発信していきたい。ここでしかできないことを一緒に実現できる人と出会えれば嬉しいです。

先週から解体工事に着手しました。夏頃にはオープンします。
少しでもピンと来た方、一度ご連絡ください。お話しましょう。