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面接は毎回受けたい

  昨日の午前中、中央区から介護認定担当者が来訪、面接を受けた。

昨年食道癌で入院した際、看護師から介護認定を受けるよう推奨され、ついついその気になって介護認定を受けた。認定の結果は最も軽度の要支援1だった。脊髄小脳変性症により歩行がやや不安定なので、全くの無罪放免ではない、ということらしい。

 要支援1でも、多少の公的な支援を受けられるのだが、幸か不幸か、当方は24時間監視下の身、支援の必要はなく、全く使わっていない。で、認定の有効期限が近づいたので継続するために、再度認定面接を申し込んで、昨日面接の運びとなった。

 9時半に来た面接担当者は、マスクをしているが、よく見れば・・・・それなり(高齢?)の女性、ほぼ雑談状態で面接がすすむ。最初に昨年の食道癌の陽子線治療、今年の2度の再発の経緯、更に脊髄小脳変性症の症状などを、順を追って説明した。説明の仕方、筋が通っているかなどを注意して聞いていたようで、頭は正常だと思われたようだ。その他日常の生活状態など細かい(定例の)質問をされたが、スムースに進み、あらかた終わるころから、ほぼ雑談状態になる。

 私が治療を受けているのは、国立癌研究センター東病院だが、医師の専門性が高く、外科医は手術を勧め、放射線医師は陽子線で治療できると言い、内科医は自分で決めてくれと言う。患者によっては困惑しそうだと話すと、彼女も、乳がん、肺癌で、都立駒込病院で治療を受け、おなじような経験をしたとか、見た目元気そうだが、話しはそこまで。

 毎日の生活を説明する場面では、ピーコックへの買い物と、リハビリ散歩、近隣での外食で毎日お出かけしている。人形町は生活に必要なもの、ことが徒歩5分以内に全て揃っており、とても住みやすいと言うと、彼女も中央区で人形町がもっとも住みやすいと同意。自分は中野の新井薬師寺の近くに住んでいるが、近隣にはお寺ばかリで些か不便だとか。

 普段、当家に来客はなく、二人以外で話をするのは稀だ。初対面の人との1時間半の会話は新鮮味があり、監視人殿も含めてなかなか楽しめた。要支援1はどうでもいいが、面接は毎回受けたいものだ。

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