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突発性難聴

 2010年2月に日記です。
 
 先々週のある日、夜、お風呂から出ると耳に水(お湯?)が入ったような感じで、左耳がよく聞こえない。おかしいなと首を左に傾けてトントンとしてみるが、水が抜けない、というより聞こえが回復しない。
 
 翌日、会社を休んで近くの耳鼻科を探して診察を受けた。左耳の聴力検査をすると、かなり聞こえが悪い。正常の半分以下、3分の1程度か。医師は外観では特に異常は見当たらず、突発性難聴だ、原因ははっきりしないが、ストレスと言われることが多い、とのこと。確かに仕事上で苦労する懸案事項は多々あるが、いずれも仕事上の事と割り切っているつもりだ。
 
 大病院に行った方がいいかと訊くと、大病院でも同じことだから、意味があるとは思えない、とのこと。結局、ステロイドを投与して様子を見ることになった。自己免疫の過剰反応なら、収まる可能性があるかもしれない。
 
 半信半疑だったが、意外にもステロイドが効果を発揮し、数日で劇的に回復した。耳鼻科で聴力検査を行うと、完治ではないが、80%の回復で、医師も感心する。ステロイドはその日から段階を追って減らし、一週間でゼロにすることになった。
 
 医師に「会食・出張などがあるのだが、アルコールはどうか?」と聞くと、「一滴も飲まないというわけには行かないでしょう。」との返事で、いいとも悪いとも言わない。アルコールと突発性難聴の関係など分からないから、答えにくいのだろう。
 
 連日のアルコールの蓄積に加へ、先週水曜にやや飲みすぎて体調を崩したことが、引き金だろうと自覚しているから、以降、酒は控えめにと固く決意した。
尤も、この決意は、過去、何度もしている。
 
 
 追:会社の関係者は、原因は仕事上のストレスと言っていたが、
  自分としては関係ないと思っている。
   いずれにしても、その後聴力は完全に回復して現在に至っている。

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