都合のいい完結
風邪を引いた。
ずっと咳き込んでいた彼と一晩一緒にいたのが原因でしかない。笑
あなたの風邪ならいくらでも移されるよって思っていたけど、
いざ体調を崩すとメンタルがやられる。
そばで心配してくれる人がいない一人暮らしの寂しさと、有給枯渇で簡単には休めない会社。
基本暇なデスクワークで、定時退社なのは助かっておる。
一昨日は頭痛とだるさがひどくて、帰った途端倒れて仮眠してたんだけど、隣人のキーボードの音と女の話し声ですぐ目を覚ました。
RC造なのに壁が薄くて騒音はもう諦めていたけど、余裕がなくて我慢の糸がプッツンと切れた。
転職より家具の買い足しより、何より早急に引っ越そうと決心した。
条件が多くて妥協のできない私には、そう簡単にいい物件に出会えず、内見の予定も立てられていない。
いっそ彼と同棲できないかなって空想を抱いてみる。変に潔癖で人と暮らすのが向いていないから無理だとすぐに気付く。
好きと思いやる気持ちがあれば、どうにかなるのだろうか。
現実的に同棲は早すぎるし生活リズムが違い過ぎるのだけど。
〜〜〜
最近、お別れが多い。
連絡が来たら報告する程度だけど。
それだけ関係を増やした自分が悪い。
お互い同意でそういう関係性で、別に続けたいとか、進めたいとか思っていないけど、どこか惹かれるところがあるから関係が続いていた訳で。
真剣ではないものの、悪い人たちではない。(真剣じゃないからこその気楽さよ)
投げやりな時期に、その時だけでも癒してくれて、寂しさと現実を誤魔化してくれていた。
悲しいというか、複雑ではある。
違う出会い方をしたら関係性は違ったのだろうか。
好きでも未練でもないし、今の彼とずっと一緒に過ごしていきたいと思っているけど、
過去(黒歴史)は消せないから、たまに思い出してしまうんだろうなと思う。
来世で会えたらって欲張りにも数ミリ願ってみる。
今日も電車の乗り換えのタイムアタックに敗北した。