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RPGを効率的に攻略することの虚しさ

テストが終わったのもあって、ここ最近ずっとドラクエ8をやってました。

すごく面白かったのですが、ラスボスを倒し終わったときになんか物足りなさを感じた。

原因はたぶんやりすぎてしまったからだ。

僕はレベル上げが嫌い(単純作業だるい)で、道中の敵と戦うのも面倒なので基本的にレベルが足りない状態でボス戦に臨む。

そこでなんとかバフや立ち回りでうまくやって勝つのが好きで、いつもそういう遊び方をするのですが、今回はやりすぎた説がある。

レベル上げも毎回メタル系(経験値が多いモンスター)を倒してラクをしてたし、道中の敵もほぼ逃げてたので、ボス以外の敵とほとんど戦っていない。

さらにレベル上げ以外にも、ゴールド稼ぎ(武器や防具を買う)のために敵をたくさん倒す必要があったりするのだが、それも削減するために攻略サイトを見て、錬金(入手したアイテムを合体させて強いアイテムをつくる方法)をして強い武器などを入手していた。

街探索とボス戦が好きなのでそれだけやってたのだが、やりすぎてしまった。たしかにボス戦はすごく楽しかったが、なんとなく満足感が物足りない。

道中の敵との戦闘は、一見面倒だし、邪魔な存在なのだが、それが全体のボリューム感、達成感につながっていたのだなと少し思った。

意外と現実世界にも同じようなものはたくさんありそう。面倒だから、無くても問題なさそうだからという理由で削除するけど、実はそれは後々に良い効果を生んでいた的なもの。

こういうのはほんとうにただ面倒なだけのものもあるので一旦削除しないとわからない。いろいろやってみて高速で修正するしかなさそう。

人生もRPGと同じように死なない程度に大変さ、憂鬱さ、悲しみとかがあった方が終わったときの満足感、達成感は高いのかもしれない。

まあこんなこと言ってますが、ただクリアしてしまってその虚無感に襲われてるだけ説もあります。もう少し時間が経てば達成感ヤバかった!とか言ってそう。

おしまい

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