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一人暮らしで旅行欲が減少した
旅行に何を求めているかは人それぞれだと思うが、私は旅行、というより一人旅に「一人になれる」を求めている節が大いにある。
『引きこもりこそ一人旅を』で
一人だと寂しくて落ちこんでしまう人の逆で「周囲に誰かがいるだけでどんどん消耗してしまうので一人になる時間が必要」という人間がたまにいるのである。
知らない場所で知らない人に囲まれて、心地よい一人を味わうことができる。
あたり前すぎると思うかもしれないが、人が一人になるのは意外と難しい。独身の一人暮らしでない限り家には家族が住んでいるし、在宅のフリーランスでない限りは仕事で人づき合いをしなくてはならない。
と書いたが、この記事は定期的に同意の言葉とともに定期的にシェアされる。
なぜ昔の記事を掘り起こしてきたかというと、私は一年半ほど前から一人暮らしをしており、その影響か、昔よりは旅行欲が薄れてきたことを実感しているからである。
前述の記事を引用すると、私は
相手が好きか嫌いかに関わらず、定期的に「一人」を摂取しないと疲れてしまう
人間だ。
だが私は一人暮らしにより、一人を摂取できるようになってしまった。
自分の部屋で一人きりになって「回復」できるようになってしまった今、遠くに一人になりにいく必要がなくなってしまった。
そのような事情もあり、昔ほど一人旅への渇望は少なくなったが、今でも一人旅は定期的にしている。
昔は一人旅を食事のように「生きるために『一人』を摂取する行為」として行っていたが、最近は純粋に娯楽として楽しめるようになったのではないかと思う。
今、私の中で一人旅の役割が変わりつつある。
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