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青い水があればそれは絶景

山がちで、四方を海に囲まれた国、日本。

多くの県が海に面しており、海を持たない県でも、山で濾過された清らかな水が川となって流れている。

水道水が飲める国は世界ではそれほど多くなく、日本はまさに水の国といっても過言ではないだろう。

そして、景勝地には青い大海が広がっていたり青い清流が流れていることが多い。

絶景とされる場所には青い水がある、いや、青い水がある場所イコール絶景といってもいい(極論)。

今回は、日本各地で見た青い水を紹介したい。

ことあるごとにこの写真をブログやnoteに貼りつけているので私も少々見飽きているのだが、これは日本一大きいカルデラ湖である屈斜路湖。

まさに北海道、というような雄大な景色だ。

1931年に世界一の透明度を記録した摩周湖。摩周ブルーと呼ばれる濃い青が特徴だ。

これは洞爺湖。北海道はあたり前のように水が青くなってきりがないのでこれくらいにしておく。

青森県・恐山の宇曽利山湖。酸性のカルデラ湖で、魚類はウグイしか住んでいない。水は青くなっており、岸は黄色く染まっている。美しくも少し悲しげな光景だ。

秋田県・田沢湖。日本一深いカルデラ湖だ。さっきからカルデラ湖ばかりだな。

福島県の五色沼。入浴剤みたいな青色だ。

静岡県の爪木崎。別に青い海で有名な場所ではないが、透明度が高く遠浅なので真っ青に見えた。

静岡県にはこんな変わり種もある。これは松崎の室岩洞の水たまり。暗闇の中で発光するかのように青く光っている。

山梨県の忍野八海。観光客であふれ返った雑多な雰囲気の観光地だが、水の清らかさは本物だ。

群馬県・草津温泉のランドマークである湯畑。これもかすかに青みがかっている。草津温泉の圧倒的な湧出量と濃さを目で見て体感できるスポットだ。

京都の伊根。ここも別に青い海で有名なわけではないが、青さが印象に残っている。

香川県・小豆島のエンジェルロード。はずかしい名前さえ気にしなければ見事な絶景だ。

青い水の話をするのであれば絶対に忘れてはいけない、高知の四万十川。

山口県の秋芳洞入口。コウモリや独自の生態系を持つ虫たちが多く暮らしている洞窟だが、水はおどろくほど清らかだ。

青白い湯がたまっている、熊本県の阿蘇山・中岳第一火口。これを書いている2020年3月現在は立ち入りできない。2016年に噴火して上空1万メートルまで噴煙を噴き上げた、今でも元気いっぱいのスポットだ。

ちなみに最大級の噴火が発生した場合、九州のすべてを焼き尽くした上に、灰によって日本のほぼ全域のライフラインを壊滅させ、北半球の平均気温を下げてしまう力を秘めている。美しくも恐ろしい景勝地だ。

沖縄の久高島。冷静に考えると青い海は日本のあちこちで見られるが、何となく沖縄の青い海は特別感があるように感じる。

というわけで今回は、水が青ければ絶景になるという極論に基づいて青い水のある光景を並べてみた。

やはり青い水はいいね。

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