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近年消滅した観光スポットたち

観光スポットとしてその土地を盛り上げながらも、時代の流れで近年跡形もなくなった観光スポットを3つ思いだしながらしのんでいきます。

訪れた時の写真も何枚か貼っていきます。

①大野屋旅館(千葉県)

江戸時代中期創業の旅籠。成田山新勝寺の参道にありました。建物は1935年築の登録有形文化財。

近年では漬物茶漬けなどの食事を提供していましたが、2021年に解体され消滅しました。

登録有形文化財って意外とあっけなく解体されちゃうんですね。

②岡ビル百貨店(愛知県)

東岡崎駅にあった駅ビル。1958年に開業し栄えたものの時代の流れで店舗が減っていき、老朽化が進みすぎたこともあって2021年に閉鎖されました。

昭和っぽさを感じるチカチカとした入り口。

昭和特有の許可を取っているか不安なディズニーキャラクター。

ほとんどの店舗が撤退し何もない空間が広がっています。

最上階である3階奥で最後まで営業を続けた「こも」。「スパゲッチマカロニ」って今時あまりいわないですよね。

家庭的で落ちつく味。

観光スポットかといわれると微妙ですが、その時がとまったような雰囲気からB級スポット好きやレトロマニアが見物にくる場所でした。

③マリンピア松島水族館(宮城県)

日本三景のひとつとして有名な松島に存在した、日本で2番目に古い水族館。

2011年、東日本大震災で津波を受けてしまった結果停電・断水し、マンボウやビーバーなどを亡くしてしまいます。

職員の方々の決死の努力により多くの生き物が救われ水族館として復帰しましたが、2015年に閉館してしまいます。職員の方々や生き物たちは海の杜仙台水族館へ移動しました。

……

今回は以上です。登録有形文化財だろうと日本で最古級の歴史があろうと消える時は割とあっけなく消えてしまうので、気になる観光スポットがある方は早めに訪ねてみてくださいね。

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