【23-12】風吹かぬ城ヶ島時計回り
なんと!9月はヨットを一度も海に浮かべぬまま10月ですよ!
確かマリーナには毎週通っていたと思いますが、毎回毎回風が無く、「これじゃあ出してもしょうがない」と、細かい整備に時間を費やした長月でした。
最後に海に浮かべたのは8月25日(←しかもこの時はセイリングしてない)。
うーん、人が住まぬ空き家が早く痛むよう、海に浮かべないヨットもよろしくないですわ。
実際に船台による局所的圧力でFRP製でも木製でもハルは変形しますし、可動部の潮による固着、摺動部の錆・腐食での偏摩耗なんかも。
流石に「次は風が無くとも海へ出そう」。
そう心に誓いまして、休みの前夜に風予報を見ると…
うん… (普段の行いが悪いが故に)風が吹かないのは知ってた…
いいよいいよ!今やってる人力化プロジェクトの関係で、一回ヨットの喫水線とかを確認したかったし、浮かべるだけでいいわい!(逆ギレ)。
ま、そんな感じで気持ち良いセイリングなんか出来るわけないわと、期待せずにマリーナに行ったわけですが、
やはり風向風速計のカップは微動だにせず、ウインデックスもどこ吹く風。
いや、どこ吹くって言うか、風は吹いてないんだけども。
しかしセイルの出番は無くとも、少しでも海に浮かべると言うのが目的ですので、下架してぷかりぷかりと海に。
そして、特に目的もありませんが、なんとなく東方向へ。
城ヶ島大橋をくぐると
気持ちの良い秋の空気でした。
湿度が低いので視程がいいや。
鋸山や高宕山等、房総半島の山々がくっきり見えます(が写真は撮ってない)。
おっと、海保の消防船
「ひりゅう」じゃないですか、久しぶり。
いや… 私がしばらくここを通らなかっただけか…
敢えてセンターボードを落とさず、漁船や遊漁船の曳き波に揺られてシェイクダウン的に… って、こう言う時に限って船が通りがからないな!
城ヶ島の南側まで来ると、
遠景に富士山。
一昨日に初冠雪だったはずですが、溶けちゃったかな?ちょっと見えないな。
こっち方面は、東方面に比べると湿度が高そう。
秋が深まった頃には、(私の中で)アオリイカ釣りがスタートしますので、
わざとトロトロと走りながら、海底地形チェックしたり、朝食を摂ったり、コーヒーを飲んだりして島を一周し、マリーナへ帰港。
桟橋に着岸。
水の上に係留するのって半年前の竹岡と保田へのクルージング以来で、久しぶりにフェンダーと舫ロープ活躍。
ホームポートなのに普段見ない光景だから、どこかのマリーナに来てるみたいだな…
みたいなダイジェスト動画がこちらですわ。
↓
この後、桟橋で人力化計画のための喫水線の計測作業とかをして再び上架。
エンジン周りのフラッシングと船体の水洗い中に…
隙間から出てきた夏の欠片が… 本体はどこに…?
機走だけだったとは言え、久しぶりの海の上は楽しかったです、はい。
GPSでのトラックはこちら。
ホント、ただぐるっと一周しただけだな…
Walkmeterのデータはこちら。
Reliveの動画はこちら。
うーん、次回は再び人力化計画の方を進めざるを得ないか… な…(めんどくさいし、セイリングしたい)。