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【ティラー製作編4】物体Xはテストベッドに任命

ティラー製作編3はこちら

さて、前回の接着工程で【本花梨】【スプルース】【チーク】と言う順で接着するところ、何を考えたのか(何も考えて無かったんだけど)【スプルース】【本花梨】【チーク】と言う順で接着してしまい、「ティラーの材料」から「物体X」と言う何の役にも立たない物になってしまいました。
再び同じ部材を買う前に、テキトーな思いつきで決めた部材や工法、つまり「オレ流」でティラー製作を進めているので、本当に思った通りの形になるのか非常に不安です。 何しろ木工は中学生の技術の時間の時に本棚を作ったのと、あと10年くらい前に宮大工さんの仕事の本を読んだ(←何の役にも立たない)くらいです。
なので、この物体Xには今後テストベッドとしての役割をしてもらい、
自分が考えている工法で正しいのか?
自分が思っている道具や接着剤、塗料で大丈夫か?
道具の使い方の慣熟(木工に慣れてないから)

と言う重要ミッションを与えました。

と言うか、捨てるのもウチのマンションの場合はこの大きさだと粗大ゴミ扱いなので、いちいちゴミの券を買って来るのも面倒だし、徹底的に使い倒してやれと思っただけですが…

今日のテーマは
板と板の間のエポキシ接着剤の見え方は?
硬さの異なる部材に鉋(かんな)をかけても、それなりの精度で削れる(つまりシームレスな感じで面を構成出来るか)のか?

の2点です。
1つ目のテーマの接着剤の見え方ですが、使った接着剤が白なんですよ。 これ、板と板の間にゴーフルを割った時にサンドされているクリームが見えるみたいにエポキシ接着剤が見えちゃわない?と言う不安からです。
接着後はクランプで結構硬めに挟んで硬化させてますから大丈夫、と信じて作業をしたんですが、実際に板と板の間からエポキシ接着剤が白くブニョブニョと出てくる様を見まして、とても不安になった次第です。
もう一つの方は、鉋(かんな)は使わないで他の道具を使えば解決出来ると思うんですが、せっかくなかなかしない木工をするので、やっぱり鉋(かんな)とか使ってみたいじゃないですか?
早速…

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通販で鉋を買い求めて、

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接着剤まみれで、我が家の床と保護色なこのテストベッドをシュッシュッと削ると…

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ああ、大丈夫ですね。 だいたい自分で考えていた感じの仕上がりです。
材質の違いによる削りむらも許容範囲です。
本番ではトリマーと言うツールを使って角をに丸みを出すつもりですが、せっかく鉋が今手元にあるので、角も少し手作業で削って丸みを出してみました。

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これならサンドペーパーでよく磨いて、最後にニス塗るかクロスをかけてFRPでカバーしてやれば、それなりな感じには仕上がりそうですね。

接着に失敗し、ティラー作りのテンション下がってましたが少し復活しました。 次回は再度部材を頼んで接着工程(2回目)です。

ティラー製作編5に続く