【Tips14】楽に引けるはずなので、期待込めて星5つです
よく通販のレビューなんかで、こんなタイトル付けてる人いますよねぇ… 大丈夫?
さて… 先週末は、エンジンの燃料系をバラして組み立てて試運転、
まで進みましたが、残念ながら潮の都合で出船は出来ず。
そして今週の関東地方の天気、まるで梅雨が来たかのような
雨続きの予報ですわ。
と言うわけで、今週末はマリーナには出向かない故、書く事が無いんですよね。
一応、ネタとしましては、これがあります。
先日、マストにフェアリードクリートを取り付けた際、クリートメーカーのカタログサイトで発見したこれ、
物欲に負けBUYボタンを押し、野口英世の顔が描かれた紙2枚と交換でしたわ。
これは何かと言うと…
裏返すと、こんなグルーヴが。
下から見ると…
何やら複雑な形。
これはClamcleat社の、CL261 Power Grip 1ですわ。
何か、名前にパワーって付いてるとカッコいい!
なにに使うかと言うと…
お察しの通り、ただただロープを引く時に、ロープを握らなくて良いと言うだけのもの。
その辺に転がっている余ったクリートとかで、自分で作れそうではありますが… いいじゃないですか、欲しかったんだし。
そして、今のヨットに乗り換えてから、私は基本的にウインチを使わないんですわ。
メインを上げる時も
こんな感じですし。
ジブシートもウインチに(引っ張る方向転換のために)巻きはしますが、ウインチハンドル無しで、直接シートを手で引きます。
なぜなら、その方が海の漢っぽいし、ポケットクルーザーっぽいから。
とは言っても、グローブはしますけどね。
話が逸れましたが、そんな感じでもロープが重かったり、引き難いシーンが2つほどあります。
1つ目はジブのファーリングラインを引いて、ジブセイルを巻き取る時。
これなんですけどね、ジブを収納する時に、6mmのロープでは、やり難い。
せめて8mmのロープを使えれば楽なのですが、ウチのジブファーリングシステムはProfurl C260と言うやつ。
これは、ファーリングラインがそのままジブハリヤードになっておりまして、ファーリングラインがドラムを介し、フォイルに刻まれたグルーヴを通ってフォイルのピーク(って言うの?)まで行ってて、そこでジブセイルを引っ張ってるんですなぁ。
そのグルーヴの太さが、ロープ径6mm用となっておりまして、それ以上太くできない。
なので、渋々6mmロープを使っていると言うわけですわ。
そして2つ目が、センターボードホイストラニヤード。
センターボードを上げ下げする
これですわ。
場所的にウインチが使えず、当初は
「こんな重いロープを手で引くとか、どんな設計ミスだよ!それかポーランド人(ウチのヨットの製造国)は、皆力持ちか?」
と思っていたのですが、初めて海に浮かべて引いたらその答えが判明。
「あれ?軽い?片手ですんなり…」
皆さん、ご存知でしたか?水の中では浮力で物が軽くなる事を?
って、そんな小学生でもわかるような話を、実地体験するまで気がつかなかったのでした。
そう、普通に海上で扱う分には、なんの問題も無く上げ下げ出来るんですわ。
とは言っても、ウチの船台、
こんな背の高いタイプならセンターボードも出しっぱなしですが、実際は…
人の乗り降りのしやすい、こんな背の低い船台を使ってるじゃないですか?
この低いタイプ、海上から船台に載せる時はセンターボードを上げてになりますわな、じゃ無いとぶつかっちゃうし。
そして上架後は、船台からハルにかかる重量を少しでも減らすのと、据え置かれるヨットの安定感を高めるのに、センターボードを下ろし、それを船台が受け止める形になってるんですよ。
つまり、出航の度に毎回「うぅむ」と顔をしかめて、陸上でセンターボードを上げる必要があるわけですな。
話が長い…
つまり、今回並べた御託を一言で言うと、
ロープが重いから、楽になるかな?と買ってみた。
と言うだけなんですがね…
ま、Amazonの口コミっぽく言えば
まだ使っていませんが、期待を込めて星5つです!
みたいな感じ?(訳:私はバカです!)
あれ?でも今これを書いていて、頭の中が整理されましたが、これ買わなくても
同じような値段でアッセンダー買えるから、こっちの方がよかった??
あ、この私のブログ的なやつ(非航海日誌って名前なんですけどね…)は、全体が見れるここ以外に、マガジンと言う形でカテゴリー別に読むことが出来ましてですね、
・修理・修繕・整備編 当然これが一番多い
・ロープ類交換
・ティラー製作編 (完結)
・未着手備忘録 このマガジンを作ったのを忘れてた!
・FFヒーター取付編 (完結)
・セイリング編
・キャビンの内装関係色々
・入港方法
・燃料系とセンダーユニット
と、分かれてるんですが(各マガジンへの重複あり)、今回の記事をきっかけに、
・小物類
と言うマガジンを新しく作りましたので、以降お見知りおき下さい。