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【燃料計編1】仄暗い軽油の底から(燃料タンクに落とし物)

そう言えば燃料計が調子悪いよね?とは思ってたんですが、前のヨットは樹脂製のタンクで油面が確認出来、燃料計を見ると言う行為に馴染みがなかったし、「エンジンの稼働時間で残燃料なんか大体わかるじゃん」的な考えもあって放置してました。
しかしFFヒーターを取り付けるにあたり、燃料タンクに穴を開けて燃料取り出し口を1つ追加する作業を行う事になります。
その時の加工の下見として(←タンクの厚みとか一回見ないと分からないし)燃料計のセンサー部分であるセンダーユニットを外すので、ついでだから不具合部分を確認してダメならセンダーユニットごと交換してしまおうと思ってました。 ええ、実際に作業するまでは…

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スターボードサイドのコクピットロッカーに据え付けられている燃料タンク。 そして今回問題になったセンダーユニット。 センダーユニットへ来ているラインをテスターで計測し、燃料計自体は問題無い事はわかっているので、センダーユニットのフロートがおかしいとか、センダーユニットがダメとかだと思います。

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不等間隔に並べられた(←多分どのメーカーのセンダーユニットも共通)5本のスクリューを外すと おおう!l燃料の液面がほぼタンク一杯でした!

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そう言えば先日、ぼーっとしながら給油していたらポンプが自動停止になり、液面が給油口ギリギリだったんだ。
その後3時間くらいエンジンを回したはずなのでもっと減っているイメージだったんだけど… まぁ周りにウエスを置いておけば溢れてるわけじゃないし。

そしてセンダーユニットを抜き去ろうとすると何か引っかかっているような?そして抜けるであろう色々な角度を試しているうちに、「ぬるっ」というか何か抜け落ちる感覚の後にセンダーユニットが外れてくれました。

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これ、絶対何か壊れかかってて、今抜く時トドメの一撃を加えてしまって部品がタンクに落ちたよね…

くっそー!お手軽な作業が一気に「壊れた部品をタンクの底からサルベージ」と言う難易度の高い、そして生産性の低い(むしろ作業が完了しても元の状態にすら戻らない)作業になってしまいました。

落ちた部品かカケラか、それがプラスティックなのか金属部分があるのかは判然としませんが、とりあえず手元の磁石を入れてみる事にします(家に帰ったらセンダーユニットのメーカーと製品を調べて元の形から欠けたパーツを調べる予定)。

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まずこのマグネットクリップに…

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転がっていた雑索に適当なアイスプライス を組んでクリップにはさんで早速タンクの穴から…

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ああ、ええ、大きくて入らないですよね…
アイスプライス まで組んでバカなのか、自分。

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仕方ない、もう一個小さいマグネット… とゴソゴソ探してマグネットクリップ発見。

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マグネットをフックからバラしてドリルで穴を開けようとしましたが硬くて失敗(穴の跡が見えますな)、釣り糸(イカ用のエメラルダスですな)を出して来て…


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釣り糸で縛った上で瞬間接着剤で固めて…

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さらにVHBで巻いて…

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タンクにドボン!(見えにくいですが)
あ、その前にポンプで4〜5リッター程燃料を抜いて油面を少し下げました。写真撮るの忘れてましたが。
そして磁石で探る事30分、結局何もキャッチ出来ずに元に戻しました。
落ちたのは非磁性体のプラスチックやアルミ、ステンレス等なのか、あるいは磁性体だけど、さらに遠くに落ちているのか?  次回ヨットに来るまでに、長いトングとか照明付のファイバースコープカメラとか準備しないとダメそう…
それでもダメなら、最悪燃料を全部抜いて据え付けられているタンクをどうにか引っ張り出してと言う大掛かりな作業を…  いや、多分そのまま放置かな… うーむ。

燃料計編2へ続く