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【オートパイロット修理01】犯人も自分も追いつめる切断

タコピーピー問題とオートパイロットの死を思うからの続き

オートパイロット(オートヘルム)とタコメーターが死んでしまい、前回の記事でマリーナに行く前に蘇生方法の予習をしましたが、本日はその実践編。

朝、マリーナに着きますと、

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3〜4時間前まで雨が降っていましたが気温が上がって湿度はぐっと上昇、無風と言う事もあって視程は低く、富士山はおろか対岸の浦賀すら見えません。
ヨットのコクピットも、座るのを躊躇するびっしょり具合。
いちいち乾かすのも面倒なので意を決して座りますけどね。

キャビンに入りますと、

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やはり湿度は97%、気温こそまだ22度ですが、これから30度近くになる予報です。

さて…早速オートパイロットの電源を… あれ??

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ぐへぁ!!!

びっくりしすぎて手振れ写真しか残ってませんでしたが(実際は手振れじゃなくてピンぼけ)、2週間前からアクセサリーバッテリーのスイッチがずーーーっとオンのままでしたよ!

前回、帰る時にチェックしなかったか?と、入口に吊るしてある「帰る時チェックリスト」を見ると…

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確かに入れっぱなしですわ。
なんだよお前!全然役に立って無いじゃん!(←モノにあたる悪い例)
ま、電気を使ってるのはこのスイッチパネルのLEDくらいだし、おまけ程度ではありますがソーラーパネルにも接続されていますので大きな損失はないと言えば無いんですが、気分的によろしくありません。

気を取り直して、作業にかかります。
タコメーターの方はややこしそうなので、まずはオートパイロットの方から見てみますよー。

前回書いたように、まずは電気が来ているかどうかですよね。

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電源にアサインされているソケットの穴にテスターのテストピンを入れて…

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お!やった!ここまでは普通に通電していますわ。
という事は、オートパイロット方面に犯人が逃走しているのは確実ですな。
逃すな!追え!
では、オートパイロットのどこが悪いのか…
犯人の足取りを追うのに、バッテリーから直接

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プラグのピンに通電させてみますが、蘇る雰囲気は無し。
一回中を開けてみます、

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(左右の写真で上下逆ですよ)
中を開けて、基盤の電源のラインにバッテリーから直接通電させると、

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ふむふむ、動きました。
原因は基盤のコンデンサとかのややこしい系では無いようです。
悪いのはプラグ部か、または途中の線に絞れました。
ふふふ、そっちは袋小路だ!観念しろ!
これは、もう、ほぼプラグ部が犯人だろ… と思い、

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被疑者である、このプラグを開けようと思いましたが、多分これ、ピン側のパーツを回して外れるんでしょうけど、手持ちの道具では無理っぽい感じ。

「ええい、どうせプラグだけ売ってるだろ、きっと」

と言う勢いに乗せつつ、希望的観測をいかんなく発揮し、エイヤッ!と線を

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カット。
もう戻せませんよ。
戻せないと書きつつも、最悪の場合用にプラグ側にも線を残してるのが女々しいところ。いざとなったら線を接続するつもり。

電源のラインは、この

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茶色の線と青色の線ですので、

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線を剥いて… もうお分かりですね?
そう、直接繋いでみます。

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うん、これだとやっぱりちゃんと動きますね。

犯人は…

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プラグ!お前だ!

ふー、犯人はわかりましたが、これの分解が出来ないので家に持って帰ります。
ダメそうなら、探してここだけ買う事になりそう。
とりあえず
・ヨット内の配線は問題無いので楽そう。
・オートパイロットの買い替えはしなくてよくなった。
・プラグ部だけ直せば良いという目処がついた。
と言う事で、まずは一安心ですわ。

後でプラグの値段と分解方法を調べて、それでどうするか決めます。

オートパイロット修理02へ続く