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ショート漫画【雪虫②】 2ページ目


ページ2

2ページ目はすんなり描けました。
コマ数もキャラクターも
少なかったからかもしれません。
やっぱり キャラクターは難しいですね。

私は 背景は苦手なので 極力省いています。
本当は 背景をきれいに描きこんだマンガは
好きなんですけれど。

人工肛門
このマンガの設定は 私が11歳。
1975年、今から約50年前。実話です。

北海道の農村地域にある総合病院で
既に人工肛門造設術が行われていました。

少し検索したところによると
日本では20世紀初頭から始まっています。
もちろん西洋からの技術輸入、アメリカからでしょうか。

医学の進歩は目を見張るものがありますが、
100年も前から人工肛門の手術が行われていたのは
驚きでした。

病名の告知
今ではインフォームドコンセントといって
病状などを患者さんに 詳しく説明することが
当然になっていますが、

当時は癌の場合には ”本人には告げない”
が、一般的だったように思います。

しかし、祖父の場合は初めから直腸癌であることを
知らされていました。
漫画ではクールな感じのお医者さんになりましたが
実際には とても信頼できる先生だったようです。

子どもの私
私は 当時11歳、小学6年生。
もののわかる年頃にはなっていましたが、
実際 祖父や祖母がどんな思いだったのか
想像することができません。
同居もしていませんから、祖父や祖母の言葉を
逐一聞く機会もありませんでした。

しかし、病気や死の影というような
人生のドラマを垣間見る最初の体験でした。 

では、近いうちに3ページ目をアップしますので
引き続き読んでいただけると嬉しいです。


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