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【4コママンガ】描き始めて、私は何を知ったか?

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”にまめちゃん”を描き始めて
私の幼少時、昭和の北海道の生活を4コマ漫画にした”にまめちゃん”を描き始め 今回で43話目。

計画性もなく、思い出したことの中から、自分が描けそうなことを選んで描き始めた。

昔の思い出は無数にあり、ネタとなるメモはまだ100以残っている。
忘れないように、気が付いた時に メモを張り付ける。

”にまめちゃん”を始めた動機

当初は、私の子ども時代の経験を、息子たちや姪っ子たちと その子どもたちに 読んでもらいたいと思っていた。
自分自身、父の子ども時代の話を聞くのが好きだったから。

明らかになってくるテーマ
回を重ねると、自分にとって何がこのマンガのテーマだったのかが 少しずつわかってくる。

それは、50年前の父、母、姉 それぞれの視点を知ることだった。

彼らが、その当時 どんな思いで生活していたかについて
思いをめぐらせると同時に、
私自身 そこで何を感じていたのかを 思い出すチャンスになっている。

今だからこそ、50年前のことをマンガにできる。

家族関係は、表現するにはあまりに生々しい。
客観化したり、抽象化することがとても難しい。

例えば、父に対する憎しみや不満が燃えたぎっている時に、とてもマンガにはできない。

50年前 私が生まれ育った家族の生活を 記憶のモノクロ映像で眺める時、
当時の両親の汗とか、吐息が、直に伝わってくる。

そのおぼろげな残像は、私にとって 大きな遺産になるのかもしれない。

最後まで読んでいただきありがとうございます💗


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