お家の移動 ニュージーランド
去年、道路を挟んだお向かいの家が、夜中に運ばれていきました。
半分に分断されたそのままの家が移動していきます。めったに見ない光景なので見世物状態。通りの人達がたくさん見守っていました。
それはいいんですけど、今この土地には7件続きのテラスハウスの建設が進んでいるんです。
家のサンルームからのシティビューは一部が失われます。オークランド中で開発が進んでいますから仕方ないですね。無常ですよね。
23年前は約300坪の土地に家が一軒が普通でしたが、それは昔の良き時代のオークランド。今はその区画にテラスハウスや、4,5件の家が’建てられています。
つまり、皆さんお庭は不要、ということなんですね。バラを植え、野菜を育てたりすることを極上の趣味にしていると思われたニュージーランドの人々の生活。その年代の人は高齢になり、老人ホームへ。
ギリギリ私たち還暦世代がガーデン世代の生き残りと言えるかもしれません。ガーデンの手入れに追われながらも、”これこそニュージーランドライフ” と、苦虫をつぶして自分に言い聞かせてきましたけれどね。
そうこうしながら、わが家も30~40年もすれば取り壊されてこんなテラスハウスが建てられるこなるんでしょう、きっと。
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