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マッチングアプリにしか頼れなかった、友達が少ないアラサー女の略歴

前回、初めての記事でざっくりとこの場所で書きたいことを述べたのだが、今回はそもそも私がマッチングアプリを使うに至ったきっかけをつらつら書いておこう。

シンプルに言うと、どこで出会いを求めたらよいのかわからなくなったから。
ありがちな話だなあ。と思うかもしれないが、その通り。
ただ、言い訳をさせてほしい。出会い迷子になった理由は、私の今までの恋愛遍歴に大きく影響されている。

4年半同棲して、結婚ができなかった。

実は私、27歳の冬にお付き合いしていた人に別れを告げられてから、恋人ができていない。
(正確に言うと、お付き合いしましょう、という話になったものの中学生みたいに短期間で終わってしまったものや、付き合おうという話になったものの碌に会えずに自然消滅したものなどはここではノーカウントにしておく)

その、27歳までお付き合いした人は新卒入社時の会社で同期として出会い、入社1年目の5月にはもう交際スタート。出会いから交際までの期間が短すぎて驚くが、若い頃なんてそんなものだろう。
その後、実家に住んでいた彼が本社に異動になり(私はもともと本社配属だった)通勤に1時間半もかかることに。
実家に帰ることが面倒くさくなった彼が私の家に泊まることが増え、どんどん彼の荷物が増えていき半同棲状態になるのに時間はかかりませんでした。
そして入社2年目の秋に彼が転職して、勤務先が私の家から遠くなったことをきっかけに二人できちんと新居を探し、正式に(?)同棲を開始した。

まあ、要するに社会人2カ月目から約4年半同じ人とお付き合いをして、生活を共にしていた。
結論を言うと、彼には「もう恋愛対象として好きではなくなってしまった」とフラれた。
お互い「家族としての好き」、になってしまっていて、最後まで告げられなかったが、おそらく彼には他に好きな人ができていたと思う。
(そう思った理由についてはまた別の場所で書きたい)

貴重な貴重な20代の若さをほぼ彼に懸けていたし、これだけ長く付き合っていれば結婚するものだろうと思い込んでいた私の絶望感は半端ではなかった。
とはいえ落ち込んでいてもしょうがない。落ち込んでいる間にも若さを少しずつ失うわけで、早く次に進まなければいけないと決意するしかなかったのだが、本当に困った。ええ、出会いというものは本当にどこにあるのでしょうか。


人との出会いに恵まれすぎていた、多分。

実は私、前述の彼氏以前の交際相手もほぼ「同じコミュニティ内」でしかできたことがなかった。
大学のサークル、友人の友人、バイト先で出会った人……
一人だけ大学の学祭でナンパしてきた人もいたが、それは確実にラッキーでしかない。
そして社会人になると、たいていの人にとって最も濃厚なコミュニティは「職場」になるだろう。
実は私、同棲していた彼と交際中に転職をして今の会社に入社している。
前職の会社は平均年齢も若く、社内恋愛がとても活発な場所であった。
なので、私以外にも同期内でカップルがいたり、結婚まですることなんて当たり前でしかなかった。
(というよりも、非常に激務な会社だったのでそこ以外での出会いは皆無、身内でみんなくっつくしかなかったともいえる)

ところが、転職した会社は平均年齢がぐっと上がった。
年齢が上がると、自然と既婚者も多くなる。
そして、ありがたいことに私とこの会社は仕事面でとても相性が良かった。
年に一つずつ役職は上がり、あっという間に中間管理職まで出世できたんです。
ペーペーの前職時代は何も気にしていなかったのですが、管理職になってからは社内恋愛に抵抗感が芽生え始めました。
評価で贔屓している、だとか私情を持ち込むな、と言われてしまう可能性が新人のころと比べてもちろん高いわけで。
それゆえ、今の会社で社内恋愛をしようという気持ちにはなれなかったんです。

とはいえ前述の通り、私は同じコミュニティ以外での出会い方を知らない。
合コンとか街コンとかいろいろ考えはしたものの、どちらもあまりいい思い出がなく気が進まない。
ついでに、言い訳でしかないが当時はかなり激務で、貴重な休みにギャンブル性の高い街コンなどに赴くことが本当に嫌でしょうがなかった。
友達の紹介は、断りにくくなるのであまり気が進まない(とんでもないわがまま)

悩んだ結果、手を出したのがマッチングアプリというわけです。
これだけだらだらと書いていて、要は私が仕事以外のコミュニティに属していないということがばれるだけの話でしたね。

次回からはきちんと、マッチングアプリを使って出会った人などについて書こうと思います。

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