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運命に身を任せる

「運命に身を任せる」という姿勢がある。

私は「空気に気持ちを任せるようにすると、その時々を爽やかに過ごせる」という感触を持っている。

空気といっても、なにもないという感覚ではなく、そこにある空気とともに居る、という感覚である。

「運命に身を任せる」という姿勢もこれと似ているのだろうか。

Wikipediaを参照してみると・・・
「運命:人間の意志をこえて、人間に幸福や不幸を与える力のこと。あるいは、そうした力によってやってくる幸福や不幸、それの巡り合わせのこと」
とある。

私はこのような「考察の第一歩として文献を参照する行為」にはあまり意味がないのではないか、と思っているのだが、こうして参照してみると、それなりに思考が落ち着く。

ただその反面、思考が踊らなくなるというか、とたんに文献に制約されてしまう力も感じる。

やはり文献を参照せずにさんざん思考を踊らせて、その果てで文献を参照するなり、他人から「あのー一般的にはこうなんですけど」という指摘を受けるくらいが私には丁度良い気がする。

そう思うと、今までの文献を参照しない習慣はそれなりに正解だったんだなと、ちょっと得をした気持ちになった。

以上