空白のほう

今日のnoteに書いた「幹を眺めるひととき」を体験をしてからというもの、何かあらたな感触が宿ったようだ。

それが何かを探っていて(私はこうして自分のなんとも言えない感触を探ることは好きだ)、「空白のほうを見ること」だと思った。

例えば、漫画で人物が1人描かれているとして、その人物の描かれていない空白を見て、感じるということ。

例えば、自分についても、自分本体ではなく、その周りにある部屋の壁でもなく、そのあいだの空白、そこに漂う空気感というか、季節感というか、そういうもの。

例えば、文字と文字の間の空白、車の音と音との間、会話の間の空白、そこに夏の風情とか、自分の生きてる感じとか、時間の経過とか、そういうものを感じる、ということ。

まだうまくわからないし、言葉にするのもたどたどしい。

でも、とても良い夏の発見ができたな、と感じている。

以上